1. 「タクシーアプリ」に積極的な動きを見せるソフトバンク。アリババと共同で中国の会社に700億を投資

「タクシーアプリ」に積極的な動きを見せるソフトバンク。アリババと共同で中国の会社に700億を投資

by Damian Morys Photography
 
 米国第3位の携帯電話会社「Sprint(スプリント)」の買収に始まり、中南米で携帯電話サービスを手掛けるアメリカ・モビルの事業買収が噂されるなど、ソフトバンクが携帯通信事業の拡大に積極的なのは多くの人が知っていることだろう。

 では最近、ソフトバンクが「タクシーアプリ」に興味を持ち、積極的に投資活動を行っているのは知っているだろうか? 手始めとして、ソフトバンクはインド版Uberとも呼ばれる「Ola」に2億1000万ドル(227億円)、東南アジアの「Grab Taxi」に2億5000万ドルと莫大な資金を投資している。

 そういった状況の中、「タクシーアプリ」市場にさらなる攻勢をかけるべく、ソフトバンクは中国でタクシー配車サービスを手がける「トラヴィス」にアリババと共同で700億の投資を行ったようだ。

巨大な中国市場を押さえにいく

by Ian Sane

 日本でもLINEが「LINE TAXI」を開始するなど、タクシー配車サービスはちょっとした盛り上がりを見せている。しかし、中国はそれ以上だ。増え続ける人口にタクシーの台数が追いつかなくなっているようで、タクシー配車サービスのニーズは右肩上がりで急速に増え続けているという。

 そんな急成長を続ける市場を獲得すべく、ソフトバンクはアリババと共同で「トラヴィス」に出資を行ったようだ。

競合の多い「中国市場」でどう戦う?

 しかし、中国の「タクシーアプリ」市場は競合も多い。「嘀嘀打車」、「快的打車」、「揺揺招車」はすでに一定のユーザーを獲得している。また、世界最大のタクシー配車サービスと言っても過言ではない「Uber」も中国でサービスを展開している状況。

 そんな「タクシーアプリ」戦国時代とも言える中国市場で、ソフトバンクはどうやって勝算を見出していくのだろうか? 今後のソフトバンクの動きからも目が離せそうにない。

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