1. リトアニアがユーロ圏に参加、19カ国目に ユーロ導入によるメリットと広がる懸念

リトアニアがユーロ圏に参加、19カ国目に ユーロ導入によるメリットと広がる懸念

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 経済危機以降、ユーロ圏離脱がささやかれるギリシャ。それに対しユーロ参加国が様々な反応を見せる中、ユーロに加盟する国も現れた。

リトアニア、ユーロ導入でユーロ圏が19カ国に

リトアニアが1日、ユーロ参加19カ国目となった。ポーランドとラトビアに挟まれた旧共産圏の同国が自国通貨リタスを捨てユーロを採用したことで、いわゆるバルト3国はこれで全てユーロ圏の仲間入りを果たした。

出典:ユーロ参加19カ国に、リトアニアも導入-安全保障上の意味も - Bloomberg

 バルト三国(ラトビア・エストニア・リトアニア)であるリトアニアが自国通貨を捨て、ユーロを今年の1月1日から導入した。リトアニアの参加により、ユーロ圏に組み込まれた国は19カ国になる。

ユーロ導入の詳細

 リトアニアのユーロ導入には政治的な理由があると言われている。ウクライナ問題などで拡大するロシアの脅威に対抗して、西欧諸国との結びつきを強化するとの見方が有力のようだ。

ユーロ導入による経済的メリット

 ユーロを導入することで政治的メリットだけではなく、経済的なメリットも複数得られるようだ。ユーロ導入によるメリットは、通貨統一により安定した金融政策が行なえることや、市場の拡大が容易になることが主に主張される。

 しかし、2010年に起きた欧州債務危機のように、1国の経済状況がユーロ圏全体に渡り波及する可能性も否定できない。現在のユーロ圏の景気は「ドイツ」の一人勝ちと言われる状況からも分かるように、優れていないようだ。米国経済回復の期待によりドルに資金が集まる反面、ユーロには原油安も相まって資金が集まっていない。


 現在のユーロ経済に進出していこうとするリトアニアの動きを不安視する声も多数上がっている。今後のリトアニアとユーロ経済がどうなっていくか、注目が集まるだろう。

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