1. Xiaomi:2014年売上は1兆4400億円 創業四年で世界三位のスマホメーカーに

Xiaomi:2014年売上は1兆4400億円 創業四年で世界三位のスマホメーカーに

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出典:www.flickr.com


 2014年の売上高が約1兆4400億円で、前年の2.4倍にもなった驚異的な成長率を誇るスマートフォンメーカーがある。中国のシャオミだ。わずか創業四年で世界三位のスマートフォンメーカーとなったこの新興メーカーの勢いの秘密は一体どこにあるのだろうか。

iPhoneと同じスペックで半額以下!?

 シャオミは2010年4月に創業した北京の電子機器メーカー。スマートフォンを主力として展開している。スマートフォンの普及とともに瞬く間に中国国内を筆頭にアジア圏で高いシェア率を得た。

 シャオミはアップルを徹底的に模倣したともされる経営戦略で、年間に一機種のみしか発表しない。その一機種を大量発注し高機能なスマートフォンを格安で販売することによって圧倒的な人気を集めてきた。

 端末のデザインにもこだわっており高級感あるそのデザインと、サムスンやアップルのハイエンド機種に勝るとも劣らないスペックのスマートフォンをそれらの半分以下の価格で販売している。

 またマーケティングに殆ど費用を割かない点も特徴的だ。口コミによるマーケティングを頼ることによってマーケティング費用を極限まで抑え、高性能でありながら低価格なスマートフォンを実現させている。

日本企業とも関係は深い

 昨年7月~9月期の調査によるとスマートフォンの世界シェアでトップのサムスン(23.8%)二位のアップル(12.0%)に次ぐ三位となっている。サムスンはトップの座を保持したものの前年比8.7ポイントも数字を落としており、シャオミにシェアを奪われていることが一つの要因であるとも言われる。

 気になるのは日本の企業への影響だが、現段階ではシャオミは日本への進出を考えていないという。通信会社が強く、いわゆる0円端末が多い日本ではiPhoneなど競合との価格面での差をつけ辛いことが理由だ。しかし、日本でも格安スマホサービスが続々と立ち上がり、参入障壁が下がっている。そうなってくるとシャオミ進出の可能性も無視できない。

 今後日本メーカーの脅威になる可能性はあるが、同時に現在は日本メーカーの良きパートナーとしての側面もある。シャオミ製スマートフォンには日本メーカーの部品が多く使われている。例えば同社端末の液晶はシャープ、カメラはソニーのものが採用されている。低価格でありながら高品質を売りにするシャオミにとって日本製の部品は無視できない。

 
 創業四年で一気に世界のスマホシェア三位の座にまで上り詰めたシャオミ。現段階では中国国内市場での展開が主な収入源だが、Androidの製品管理責任者であるウーゴ・バラ氏をグーグルから引き抜き副社長に据えるなど、海外展開に向けた準備とも取れる動きを見せている。

 日本メーカーの衰退は、技術向上によりユーザーが求めるクオリティを中国などの新興メーカーでも担保できるようになったことが要因とも言われる。シャオミの存在は日本メーカーにとって目を離せないものになりそうだ。

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