1. お金じゃ解決できない悩み。『仕事の不安がなくなる哲学』から得られるものとは

お金じゃ解決できない悩み。『仕事の不安がなくなる哲学』から得られるものとは

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 自信を持って仕事をしていますか? どんなに結果を残せたとしても、今の仕事に対して満足していると思えない人もいるのではないでしょうか。

 自信を持って仕事をするために、「仕事の意義」や「天職があるのか」を漠然と考えても答えはでませんよね。しかし、文化思想家のローマン・クルツナリック氏によると、そういった漠然とした部分を丁寧に考える事で仕事の不安はなくなるそうです。

 その考え方について詳しく書かれたローマン氏の著書『仕事の不安がなくなる哲学』から一部をご紹介します。

仕事の不満、転職の不安

 仕事に対して不満を持つ要因は、仕事内容だけでなく職場環境など様々でしょう。しかし、それらが不満で転職を考えたとしても、そこでまた不安が生じてしまうもの。

 著者は転職を考える際に生じる不安の要因として、現代は様々な職業があるため選択肢に圧倒されてしまうことを挙げています。選択肢が広がることは良い面でもありますが、自分の実力や心が追いついていない場合に不安になってしまうのだそうです。

 そういった時、闇雲に転職を考えるのではなく今の仕事を改めて見つめ直してみるのが良いでしょう。

仕事の意義を持つということ

 今の仕事について改めて考える際は、その仕事の意義はなにかという視点を持つことが大切です。

 どのような仕事にも共通する意義として「お金」や「社会的な地位」などが思い浮かびますが、必ずしもこの2つは仕事の意義にならないそうです。この2つは、仮に達成したとしても、再現なく欲してしまうということが心理学で解明されています。そのため、目標としては良いかもしれませんが意義にはなりません。

 著者が仕事の意義として重視しているのは、「社会的貢献」や「他人からの敬意」だと述べています。自分の仕事の成果が社会と人生に残ることが仕事の意義になるのだそう。現在の仕事を改めて考える際、この2つを中心に振り返ってみましょう。

「天職」を待つのではなく、育てる

 「いつか天職にめぐり合えるだろう」といったニュアンスで語られる「天職」。しかし、著者によると「天職」はめぐり合えるのを待つのではなく育てるものなのだそうです。

 では、「天職」を育てるにはどうしたら良いのでしょうか。頭で考えただけでは、現時点で自分の実力を超えた(天職と感じられるような)状態を見出すのは難しいものですよね。考えても答えはでないため、今ある仕事や転職後の仕事にひたすら没頭することが天職を育てるための方法です。

 まず行動して後から考えるという姿勢を持つことで、結果として仕事のやりがいや意義を見出し、「天職」を育てることに繋がるでしょう。


 『仕事の不安がなくなる哲学』から、仕事に対する不安を解消する考え方、仕事の意義の見出し方をご紹介しました。仕事を今以上に楽しみたいと思っているならば、ぜひ手にとってみては?

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