1. アップルが研究開発拠点を横浜に! 雇用創出、日本企業との連携など気になる今後の展望は

アップルが研究開発拠点を横浜に! 雇用創出、日本企業との連携など気になる今後の展望は

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出典:www.flickr.com

 米・アップル社が、同社初の国外研究開発拠点に日本を選んだ。早ければ来春にも横浜、みなとみらい地区に研究開発施設が設けられる予定だ。

なぜ日本が選ばれたのか

 まず初めに、日本におけるiPhone人気の高さが間違いなく理由の一つとして挙げられるだろう。しかし、みなとみらい地区に拠点を定めたのは「ヘルスケア」分野への注力が大きな要因となっているようだ。

 iPhoneの次の一手としてApple Watchの開発を進める中で、健康管理やライフログ機能などの開発に注力すると見られている。

 実はみなとみらい地区は、医療と健康の特区となっている。「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」と名付けられているこの特区では、グローバル企業による健康関連産業の発展が目標とされており、今後は規制緩和などの優遇も予想される。

 アップルの今後の注力領域と、みなとみらい地区の相性が、この進出を決定づけたのではないだろうか。

雇用創出など日本への影響は?

 アップル製品にはもともと村田製作所、TDKなどを筆頭に日本メーカーの部品が数多く使われていた。アップル本社がある米・カリフォルニア州には数多くの部品メーカーが出先機関を設立しており、自社製品がアップル製品に採用されるように繰り返し訪問している。

 横浜にアップルの研究機関が出来るとなると、日本のメーカーとアップルの連携がより密なものになると期待され、さらに多くの日本の技術が採用されることになるだろう。これに伴う雇用の創出なども期待できる。

 一方で、日本の優れた技術者が引き抜かれるという懸念もあり。日本のメーカーにとって、デメリットが多いという見方もある。


 安倍首相に続き、林文子横浜市長も早々に歓迎のコメントを発表するなど日本全体はすでに歓迎ムード。グローバル時代の「ものづくり」に苦戦を強いられている日本にどれほどの影響を与えるのか、今後も注目したい。 

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