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育て上手は褒め上手。部下と同じ目線に立って褒める「ポジティブフィードバック」

ryoka

2015/01/02(最終更新日:2015/01/02)


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 同じ職場で働く人に対して、気づけばマイナスなことばかり伝えがちになっていないだろうか。改善点を伝えることはもちろん大事だが、それだけでは相手の成長に繋がらないかもしれない。

相手を成長させるなら「ポジティブなフィードバック」を

 成長には勿論「改善点への気づき」が必要だが、同時に「成長しようとするモチベーション」も欠かせない。ネガティブなフィードバックばかり続けてしまうことは、モチベーションに悪影響を及ぼすことも。

 相手を本当に育てたいと思うのなら「ポジティブフィードバック」をすることが重要だ。相手を「褒めること」を通して評価することで、「自分はダメなんだ」と肩を落とすことなく頑張り続けることが出来る。

 モチベーションなくして良い結果を生み出すことは出来ない。リーダーとしてまずは、部下のモチベーションに気を払うことが必要なのではないだろうか。

 ただし、ただ褒めるだけでは相手の成長に繋がらない。「ポジティブなフィードバック」には押さえるべきポイントがある。

まずは「頑張り」を褒める

 結果が出ても出なくても、そのプロセスの中には褒めるべきポイントが沢山あるはず。まずは、一生懸命やったその「頑張り」を褒めること。「頑張ったね」という一言で、今後へのモチベーションも大きく変わるだろう。

「成長」を褒める

 仕事を通して生まれたその人の成長を褒めることも大事だ。その人自身の成長を褒めることで、誰かと比較してやる気を失うことなく、努力を続けることが出来るだろう。また、成長しているか否かは自分ではわからないもの。成長していることを客観的に褒められることは、その人の自信に繋がるはずだ。

「期待値」で褒める

 さらに「ポジティブフィードバック」で成長を促すために、「期待」を示すことが大事だ。「あなたに対する期待値が高い」ということを好意的に伝えておく。その上で改善点を伝えたなら、マイナス点ばかり伝えていた時よりも、受け入れやすくなるはずだ。


 フィードバックの際には、ついついマイナスなことばかりに目が行ってしまい、良い所は「出来て当たり前」と捉えてしまいがちだが、相手の成長のためには、部下と同じ目線に立って部下を評価することも大切だ。

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