1. 自己満足な企画は企画じゃない。企画力を高めるたった一つの簡単な方法

自己満足な企画は企画じゃない。企画力を高めるたった一つの簡単な方法

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 多くの仕事についてまわる「企画」という仕事。誰しも完成度の高い企画を立てたいものですが、周りに意見を求めず一人で考えていても、良い企画は生まれません。

一人で考えているとどんどん視野が狭くなる

 企画を考案する時、自分の中で完成したと思えるまでは人には見せないという人もいるでしょう。それは、一見すると仕事にこだわりを持って他人に頼らず仕事をこなす良い人材のように思えます。しかし、企画の段階でこのような方法を取っていても、視野が狭くなる一方でメリットはあまりありません。

 一人で企画を立てた場合、自分の中で検証を重ねて結果を出したという思いから、他の人に意見をもらっても安易に変えることが難しくなってしまいます。また、自身で完璧だと思っても、自分だけの感性にぴったりと当てはまるような企画は、感性が異なる人には受け入れてもらえないかもしれません。仕事は決してアートではないので、出来るだけ多くの人の感性を揺さぶる企画を出せた方が良いはずです。

企画が出ない時ほど他の人に見せるべき

 多くの人に受け入れられる企画を立てるためには、自分だけで考えることに固執せず、周りの人に積極的に企画を見せ、意見をもらって企画をブラッシュアップしていくことが大切です。

 主な著書として『100円のコーラを1000円で売る方法』が挙げられる、日本IBM社の永井孝尚氏も、自身の企画について以下のように語っています。

実はかつての私も、膨大な量の情報や意見を集めてみたものの企画がなかなか進まないということが多かった。しかし今は、まず目的と解決すべき課題を仮決めし、多くの問題の中から目的と課題解決のために重要なものをピックアップし、最初に叩き台となる1~2枚の企画書を作るようにしている。その叩き台となる企画書を基に、周囲の意見を求め、新しいアイデアを取り込みながら、実行/検証し、改善していく。この方法であれば確実に企画を前に進めることができる。

出典:【連載】「バリュープロポジション」から考えるマーケティング戦略論:第5回 ...

 どんなに良い情報をたくさん集めたり、自分だけが良いと感じても、周囲に認められる企画でなければ結果を出すことは難しいです。また、企画が出ない時ほど、周囲の人の意見が思わぬヒントになったりするものです。

悩むよりも見せた方が断然成長が早い

自分にない視点が得られる

 どんなに意識しても、自分で自分の企画を客観視するのは非常に難しいものです。悩んでいても、自分一人では自分の中にある考えしか生まれてきません。自分にない視点を得るためには、他人の意見をもらうしかないのです。また、人に見せることを繰り返しているうちに視点を広く持てるようになり、おのずと企画の質も高まってきます。

PDCAサイクルを早く回せる

 最初から自分だけで100%のクオリティの企画を立てられる人などほとんどいません。早い段階で50%程度のクオリティの企画を立て、周りの人から意見をもらうことで100%にしていく方法の方が改善点も明確になり、より早く、より良い企画を立てることが出来るはずです。


 企画を立てたら、とにかくまずは人に見せてみる。意見をもらったら、貪欲に取り入れて改善していく。そのような姿勢を持つことで、企画力を高められると同時に、自分自身も成長していけるのではないでしょうか?

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