1. ベネッセHD企業体質を一新 希望退職者を300人募集へ 原田泳幸社長の大改革か

ベネッセHD企業体質を一新 希望退職者を300人募集へ 原田泳幸社長の大改革か

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出典:www.flickr.com

 ベネッセホールディングスが希望退職300人を募集する。今夏に起きた個人情報漏えい問題を契機に企業体質から一新する構えだ。

ベネッセホールディングスは、子会社での個人情報の流出事件で業績が悪化していることを受けて、合理化策の一環として、今年度中にグループ全体でおよそ300人の人員を削減する計画を明らかにしました。

出典:ベネッセホールディングス 約300人削減へ NHKニュース - NHKオンライン

情報流出問題と初の業績赤字

 昨夏、子会社のベネッセコーポレーションで約4000万人分の個人情報が流出した。これに伴う対策費、そして企業イメージの悪化による新規会員の激減といったことなどから同社は上場後初の純損益赤字が見込まれている。
 
 こうした苦境に立たされ、希望退職募集に踏み切ったのである。

漏えい問題以前から原田社長はベネッセの企業体質を問題視していた?

 日本マクドナルドHD取締役会長やアップル・ジャパン代表取締役などの経歴を持つ原田泳幸会長兼社長は、個人情報漏えい問題が発覚する以前の社長就任直後の時点で「商売を上手にするという意識が足りない」とベネッセの企業体質について断じていた。

原田氏はベネッセ会長就任直後、「商売を上手にするという意識が足りない」と、社風を痛烈に批判。

出典:ベネッセ「ぬるま湯体質」に大なた 原田氏が社員に突きつけた覚悟 (1/2 ...
 個人情報漏えい問題以前から起きていた会員数の減少に対しても、打開策を見出すことなく手をこまねいていたベネッセの体質を問題視していた原田社長。今回の希望退職者募集は、同社の企業体質を刷新するために起こした行動の一つと言えるだろう。


 個人情報漏えい問題によって多くの役員が引責辞任という形で退いた。これによって原田氏の発言力が高まっており、社内改革が容易になったと見ることもできる。今回の希望退職者募集は原田氏による大改革の序章となるのかもしれない。

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