1. 体内時計と睡眠サイクルを制したとき、最高の睡眠が手に入る 『眠るが勝ち』

体内時計と睡眠サイクルを制したとき、最高の睡眠が手に入る 『眠るが勝ち』

by yto

 睡眠時間をどれくらい取っているかは、人によって様々かと思います。なかには、休日に寝溜めをするという方もいるでしょう。
 
 独特の健康法でアンチエイジングに成功し、「アンチエイジングの貴公子」とも呼ばれる南雲吉則氏の著書『眠るが勝ち』によると、睡眠には一番良い時間帯「ゴールデンタイム」が存在するそう。今回は、その「ゴールデンタイム」について、睡眠のメカニズムと合わせてご紹介します。

 体内時計の仕組み

 私たち人間に備わる、太陽・地球と一緒に生活するための体内リズム「体内時計」。この時計は、実は24時間ではなく25時間で1周しているため、普通に生活しているだけでも徐々に生活サイクルが後ろにずれてしまっています。なかでも、休みの日などにダラダラ布団の中にいたりすると、ズレをリセットできずにどんどん生活が夜型になってしまうことに。

 それを避けるためには、朝にしっかり太陽光を浴びるなど、「外界との同調」によるズレのリセットが必要です。「仕事に集中できない」「疲れが取れない」「夜に眠れない」といった症状が思い当たる方は、体内時計のリセットを試みることをオススメします。

 睡眠のサイクル

 ご存じの方も多いと思いますが、人間の睡眠サイクルは90分周期です。この周期の中では、レム睡眠(浅い眠り)からノンレム睡眠(深い眠り)、ノンレム睡眠からレム睡眠へと移り変わりが起きており、90分ごとに目覚めやすい状態となります。

 レム睡眠のときに起きると目覚めは良好ですが、ノンレム睡眠のときに起きると目覚めは悪く、頭がボーっとしたりする状態が続いてしまうことに。周期を意識して目覚ましをかけることが、質の高い睡眠のためには大切です。

睡眠のゴールデンタイム

睡眠は、夜の10時から夜中の2時までが「ゴールデンタイム」と言われていて、このときが一番、睡眠が深くなります

出典:眠るが勝ち (2012)『眠るが勝ち』

 上記の「体内時計」と「睡眠サイクル」がベストマッチしたとき、初めて十分な成長ホルモンが分泌されます。本書によると、人間にとってそんな「睡眠のゴールデンタイム」は午後10時から午前2時の4時間だそう。

 睡眠時間が確保できる人は、この時間帯をいれた7時間半程度の睡眠を取るのが効果的です。逆に仕事が忙しくて長い睡眠がとれないという人も、睡眠のゴールデンタイムに爆睡することが大切。午前2時に眠って6時半に起きるのではなく、午後10時に眠って午前2時半に起きた方が、活動時間に高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

 最後に睡眠の質を高める工夫をいくつかご紹介します。

・眠るときは部屋を真っ暗にし、耳栓で音を遮断する
・食事は眠る3時間前には終える
・寝具やパジャマを温度にマッチして快適なものにする


 この本によると、正しい時間に深いノンレム睡眠を取ることは、長く眠ることよりも遥かに重要だそう。睡眠時間をずらすだけで質の高い睡眠が手に入れることができるこの方法、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?


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