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「ビジネスの現場に触れさせることが大事だと思うよ」――ホリエモンが語るこれからの教育論

野口直希

2014/12/12(最終更新日:2014/12/12)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。ここでホリエモンが、現代社会で生きていく上で絶対に知っておくべき知識を教えてくれている。

 「豊かに生きるために必要な知識」と聞かれると、あなたは何を思い浮かべるだろうか? 最近では、IT産業の発展からプログラミング教育の重要性が謳われることも多い。では、ホリエモンが考える「子どもが絶対に覚えておくべき知識」とは何なのか、見ていこう。

「一度ビジネスを一通りやってみたらどうかな」

 「堀江貴文のQ&A vol.411〜社会の仕組みを理解する!?〜」で扱った質問は、「私の会社では、小学生向けのプログラミング教室や理科実験教室、速読教室などを行っています。学校の勉強に囚われない、子どもに必要な能力を養うのが目的ですが、これらの教育は外部のノウハウに頼りきりなのが現状です。会社独自の教育内容を提案したいのですが、堀江さんならどのようなコンテンツを提供しますか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「ビジネスの構築、実践教室がいいかな。小さくてもいいので、実際に事業を立ち上げさせることで、会計やマネジメントが学べるよ」と回答。若いうちからビジネスに触れてみることを推奨している。

 海外の子供は、感謝祭で模擬店を行うなどしてスモールビジネスを実践しているため、小さい頃からモノを調達して、それを売ってお金にするまでの一通りの流れを経験できるらしい。この経験を通して、社会がどのように動いているかを実感を持って理解しているのだ。

社会の仕組みを知るだけで優位に立てる

 では、なぜ社会の仕組みを知ることがそんなに重要なのだろうか? ホリエモンは、「1人の人間、1つの歯車でいるうちには全体像がなかなか見えない。僕はよく、『世の中の社長はバカばっかりだ』と言うんだけど、そんな彼らでも成功することが多いのは、社長になって社会の仕組みを知るからだろうね」と話す。

 組織の一部として生きることが多い私たちは、なかなか社会全体がどう動いているかを知ることができない。多くの人が知らないことを知るのは、かなり強い武器になるとホリエモンは話す。

 たしかに、社会がどのように成り立っていて、そこに人がどのように関わっているのかを実感できれば、ビジネスだけではなくあらゆる面で、広い視野を持って行動できるようになるのではないだろうか?

 「堀江貴文のQ&A vol.411〜社会の仕組みを理解する!?〜」では、生きる上で絶対に知っておくべきことをホリエモンがレクチャーしてくれている。成長意欲が高いビジネスマンにとっても必見の内容だ。




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