1. はやぶさ2:12月3日に打ち上げ再延期 いのちの起源に迫る、はやぶさ2が乗せる夢とは

はやぶさ2:12月3日に打ち上げ再延期 いのちの起源に迫る、はやぶさ2が乗せる夢とは

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 2度にわたる延期で、12月3日に打ち上げが決まった「はやぶさ2」。その打ち上げに注目が集まっている。

小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機の打ち上げが2度にわたり延期され、3日午後1時22分4秒に再設定された。

出典:ロケット打ち上げ、こんなに繊細 はやぶさ2の再延期:朝日新聞デジタル

「はやぶさ」を超えた「はやぶさ2」

 「はやぶさ2」は、太陽系の起源解明のために日本が打ち上げた「はやぶさ」の後継機で、はやぶさの経験を基に改良を重ねた小惑星探査機。はやぶさと言えば、様々なトラブルを乗り越え、地球に帰還したことで話題になった探査機だ。その後継機の打ち上げとあって日本中の期待が集まっている。

 この「はやぶさ2」は、はやぶさと同様イオンエンジン(燃料をイオン化し、高速噴射で生み出された推進力をエネルギーとした推進装置)を動力としているが、はやぶさよりも推進力が約25%高いものを搭載。そのエンジンで小惑星まで3年半かけて向かい、1年かけて地球に帰ってくる予定だ。行き帰りに時間差があるのは、イオンエンジンの性質上、急な減速や機動調整が出来ないから。

 今回の目的地となっている「199JU3」というC型小惑星(炭素軽の物質を主成分とする小惑星)は、地球から約3億キロメートルの距離にある。水や有機物が存在している可能性があるということで、生命起源の解析に役立つ可能性が期待されている。

「はやぶさ2」はなぜ打ち上げられるのか

 はやぶさ2打ち上げの目的は太陽系の起源の解明と生命起源の探索だ。その探査方法は衝突装置を爆発させることで小惑星の表面に人工クレーターを作り出し、露出させた地下物質を採取するというもの。地下物質を採取することで、約46億年前の小惑星成型時の物質を入手し、生命起源の解明への足がかりにする計画だ。はやぶさ2の活躍で、私たちが想像もできないような真理の片鱗を目にすることになるのだろうか。
 
 打ち上げには天候等も大きく関わる。無事「はやぶさ2」の打ち上げが成功することを期待したい。

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