今年のトレンドは、ストリートとモードの融合スタイル。学生など若い層から徐々に広まっているものの、このスタイルが本当に格好良くハマるのは、20代後半から30代の大人なメンズだ。細身でスマートな印象の中に、男の渋さを強く感じさせる。
このスタイルに欠かせないのが、「MA-1」。元々はアメリカ軍のフライトジャケットとして使われていたのだが、ファッションシーンでも多く活用されている。アメリカ要素が強いアイテムだからといって、安易にMA-1をデニムと合わせるというのはカジュアルすぎる。ここでは、モードとストリートの融合という視点でMA-1の着こなしを紹介する。
2トーンでシンプルに
出典:www.neqwsnet-japan.info これはMA-1の着こなしの定番スタイル。カーキー色のジャケットを選ぶ時は、黒と2トーンでまとめることによって、ミリタリー感を抑えつつもしっかりと良い部分を出すことができる。
同色のインナーダウンを着こむもよし、ハイネックで上品に仕上げるのもよし。自分がすでに持っているアイテムと組み合わせることで様々なスタイルに対応できるのも良い点だ。
Vラインは鉄則!
出典:people.zozo.jp キルティングのMA-1は、カジュアルな装いにもぴったり。シックな色合いのロングニットと合わせても良いだろう。クルーネックのインナーは全体的に優しい印象を与えるので、ミリタリー色の強いMA-1でもうまく中和してくれる。
MA-1を着る時は、上半身は大きめで下半身は細身のパンツというように、シルエットのVラインを意識すべし。そうするとまとまりが出てすっきりし、フライトジャケットでも野暮ったさが抑えられる。
インナーのビビットカラーで目を惹く
出典:www.magaseek.com また、インナーにビビットカラーを持ってくるという上級テクもアリ。一気に親近感が湧く、優秀コーディネートだ。どちらかと言うとストリート色がやや強くなるものの、細いパンツとローファーがばしっと似合っている。
インナーからちら見するネクタイもポイント。シャツ✕タイにビビットカラーという組み合わせは、コーディネートにメリハリがつくため、参考にして取り入れたいところだ。
普段からストリート系の格好をしない人はなかなか買いづらいかもしれないが、1着持ってると着回しが一気に楽になるのが、MA-1のメリットだ。今年の冬は、モード×ストリートのスタイルに挑戦してみてはいかがだろうか。
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