1. 自分の理想で他人を引っ張る。他人をリードするために必要なセルフリーダーシップ力とは

自分の理想で他人を引っ張る。他人をリードするために必要なセルフリーダーシップ力とは

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出典:www.flickr.com

 時代の変化に伴い、会社組織は上層部に権限が集中する階層型の組織から、あらゆる階層に権限が分散される分散型の組織へと移行しつつある。そのような組織の中で、個人に必要とされているのは自己を律し、自分の選択に責任を持てる力だ。このような組織の移り変わりに伴って注目を集めているのが「セルフリーダーシップ」という考え方。

セルフリーダーシップとは?

 セルフリーダーシップは言葉の通り、自分自身をリードする力のこと。自分の未来のために自らの意思のもと、状況に対して正しい判断を行い、主体的に行動するといった意思の力のことである。

 ここで注意しなくてはならないのが、従来のリーダーシップの考え方のように他人との比較ではなく、自分との比較をするということ。自分のなりたい未来と現在の自分を比較して、客観的にギャップを見つめる。その上で、理想に辿り着くための道筋を考え、実行していく。そのためにも、自分の理想像を明確化することが大切になる。

なぜセルフリーダーシップが注目を集めているのか?

 セルフリーダーシップが注目を集めている理由は大きく分けて2つある。

 まず、自分のキャリアパスは自分で考える時代になったということ。かつては企業が個人のキャリアパスを用意して、個人はそのキャリアパスの中でスキルや知識を身に付けていた。しかし、終身雇用制や年功序列が崩れ始めたことで、企業が個人のキャリアパスを用意する時代は終わった。そのため、個人が自身のキャリアパスを主体的に考える必要が出てきた。

 もう一つが、知識よりも実現が求められる時代になったということである。インターネットの普及により、情報量や知識量は誰でも簡単に増やせる時代になった。そのため、知識量ではなく、集めた情報や知識をどう解釈し、行動に結びつけて実現していくかという実現力が評価されるように。

 このような時代の中で、組織が目標を達成するためには、明確なビジョンを持った主体的な個人が自立して、リーダーシップを発揮する必要があると言えるだろう。

セルフリーダーシップが組織に与えるメリット

組織の進むべき方向が明確になる

 セルフリーダーシップを持った人は、他人との比較ではなく、自分を比較する中で、自信を持って主体的な判断を下している。だから、組織においても自分なりの考えのもとに実行することで、組織の進むべき方向性が明確になり、周囲は迷いなく、その判断に身を委ねることが出来る。

組織の士気が高まる

 自らの理想に対して、自らを律して実行していけるリーダーシップを持った人の存在は周囲の手本となる。その結果、組織を内面からインスパイアすることができ、より高い理想に立ち向かえる、士気の高い組織が出来上がる。


 自分を律することが出来ずに、周囲を導くことは出来ない。1人1人がセルフリーダーシップの考え方を身に付けることで、自己実現だけでなく、組織としてより高い目標に臨めるのではないだろうか?

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