1. KDDIの新ポータル構想「Syn.」が目指す世界は一体、何なのか? 仕掛け人・森岡康一氏が語る!

KDDIの新ポータル構想「Syn.」が目指す世界は一体、何なのか? 仕掛け人・森岡康一氏が語る!

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 11月18日〜19日に開催されたスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2014」。2日目のセッションには、KDDIの新ポータル構想「Syn.」の仕掛け人、森岡康一氏が登壇し、「Syn.」が目指す世界を語った。

アプリを検索してインストール出来ない人の方が圧倒的に多い

 「Syn.」が発表された時、ネットリテラシーの高い人達から「スマホのポータルサイトは必要ない」といった声が多く挙がった。しかし、森岡氏はこう語る。

 「PCには、問題解決の入り口となってくれるポータルサイトがあったが、スマートフォンにはそういった入り口がない。この会場にいる人は、自分でアプリを検索してインストールすることは当たり前のように出来るかもしれないが、日本全体を見るとそれを出来ない人の方が圧倒的に多い」

 「Syn.」のターゲットはスマホを初めて使うような人たちであり、彼らにインターネットサービスを届けるのが目的のようだ。また、森岡氏は「ポータルサイトを作る意識は全くない」と語り、あくまでも1つのインターネットサービスであることを強調した。

「中心のないポータル」=山手線

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 また、「Syn.」が目指す「中心のないポータル」をいまいち理解できていない人も多いのではないだろうか? 森岡氏は、山手線を例に「中心のないポータル」の世界観を説明してくれた。

 「駅がたくさん点在している中、それを繋ぐものが今までなかった。今は、そこに線路を敷いた段階。また、必ず山手線を使ってくれと主張するものではなく、地下鉄やバス、タクシーなどを使ってもらっても構わない。ただ、山手線を使うと少し便利に感じるというもの。もっと言うと、最寄駅を便利にしようという感じ」

将来的にはオープン化していきたい

 話は「Syn.」の将来についてまで。現段階では、13のサービスが「Syn.」の構想に参画しているが、今後多くの人が知っている大手企業も参画してくるという。

 また森岡氏は、「将来的にはオープン化していきたいと思っていて、ユーザーがカテゴリの中から自分の好きなものをセッティングできるようになればいい」と語るなど、「Syn.」の今後の展開を少し伺わせた。

 ただし、きちんとステップを踏んで「Syn.」を進化させていくという。いきなり、ユーザーがカスタマイズできるようにするとネットリテラシーが高い人向けのサービスとなってしまうため、まずは単純な設計にして多くの人に「Syn.」を浸透させていくそうだ。

 年明けからは、DMP(データマネジメントプラットフォーム)に各サービスのデータを収集、蓄積し、コンテンツにフィードバックしていく。今後の「Syn.」の動きが非常に楽しみだ。



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