1. 2030年には風力発電が5倍に 日本でも洋上風力発電が増加の見込み

2030年には風力発電が5倍に 日本でも洋上風力発電が増加の見込み

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出典:www.flickr.com
 世界風力エネルギー会議(以下GWEC)は2030年までに、風力発電が全電力構成の19%に達する可能性があるとする報告を発表しました。

世界風力エネルギー会議(GWEC)は、2030年までに世界の風力発電設備容量が現在の5倍強に相当する2000ギガワット(GW)に達し、電源構成の19%を占める可能性があるとの見通しを示した。

出典:風力発電、2030年には世界で5倍増も 全電源の2割に達する可能性

環境保護の流れが追い風?

 GWECのスティーブ・ソーヤー事務局長は「温暖化対策が喫緊の課題である中で、今後のエネルギー供給においては風力発電が大きな役割を果たす。」という旨の発言をしました。

 いまだ終息しない福島第一原発事故が世界に与えた影響は大きく、これまで主力であった原子力発電にとって代わる、環境に配慮した発電方法として風力発電が注目されているのです。

日本でも風力発電は増えていくの?

 日本でも風力発電の割合は増加していくと見られており、2020年度には2013年度の約10倍の規模になるとみられています。

国内の2011~2013年度の風力発電システム市場規模は年間200~300億円程度と低迷した。しかし、2014年度に740億円まで回復し、15年度には1000 億円を超える。その後も新規導入量の増加に伴って堅調な市場成長が続き、2020度には 2013年度の約10倍の規模、2800億円まで拡大するという。

出典:今後風力発電システム市場は拡大の一途をたどる 20年度には2800億円 ...

 国土の狭い日本は風力発電に本腰を入れるにあたり、敷地の問題が立ちはだかっていました。しかし洋上風力発電技術の発達によって、用地の問題は軽減され、風力発電の規模は本格的に拡大することになりそうです。
 
 洋上風力発電への期待は大きく、矢野経済研究所の調査によると2030年度には風力発電システム市場は一兆円に上ると予測されています。


 
 石油資源の枯渇、環境への配慮、脱原子力の流れなど、大きな動きが予測されるエネルギー産業の領域。風力発電はその一翼を担う存在になりそうです。
 
 

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