1. 「燃料電池自動車」普及に向け政府・都が支援へ 電気自動車に変わるものとして注目される理由とは

「燃料電池自動車」普及に向け政府・都が支援へ 電気自動車に変わるものとして注目される理由とは

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 電気自動車が街を走っている姿もしばしば見られるようになりました。自動車も”エコ”気運が高まる中、燃料電池自動車に対する期待が高まっています。

次世代のエコカーと呼ばれる「燃料電池車」を普及させようと東京都は車の購入や、燃料の水素を供給するステーションを整備する際に費用を助成する新たな制度を設けることになりました。

出典:「燃料電池車」普及に助成導入へ 東京都 NHKニュース - NHKオンライン

 燃料電池自動車普及を目指し、国や都が新たな助成制度を設けることが明らかになりました。車の購入時や燃料の配給ステーション整備時に費用が充てられる予定です。

燃料電池自動車とは?

 「燃料電池自動車」とは、水素と酸素の化学反応によって発電可能な燃料電池で発電し、そのエネルギーでモーターを回して走る自動車のこと。燃料は水素で、地上に設置された配給ステーションで補給します。

電気自動車より便利な燃料電池自動車

 地球温暖化対策に有効な車として日本でも良く見られるようになった電気自動車ですが、燃料電池自動車は電気自動車よりも優れている点があります。

エネルギー効率が良い

 電気自動車の走行前には一定時間、自宅や電気スタンドで充電をしなければなりません。一方、燃料電池自動車は、ガソリン給油と同じ様に配給ステーションでの燃料充填が可能になるため、エネルギー源の充填が短い時間で済みます。

 さらに、1回の燃料充填で、電気自動車よりも長い距離を走行出来るのも燃料電池自動車が評価されている理由です。

燃料枯渇の可能性が少ない

 燃料電池自動車の燃料である水素には、多様な製造方法があります。その原料の多くが水で、電気や熱を使用して分解させることで製造可能です。

 日本は原油を他国からの輸入で賄っているため、他国の生産状況や政治状況に左右されやすい傾向があります。さらに、将来原油が枯渇するという予想もあり、通常の自動車では対応出来ない時代がやってくるかもしれません。

 例え水不足が起きても海水から水素を製造させる方法が開発されており、燃料不足や電気不足によっても燃料電池自動車の走行は十分に可能です。


 東京都は、東京オリンピック開催までに燃料電池自動車を6000台普及させる意欲を見せています。燃料電池自動車の持つ性能と政府の財政的支援により、燃料電池自動車の普及は現実になるかもしれません。

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