1. イラン:新たに原発8基建設でロシアと合意 脱原発の流れも、”脱け出せない国”がなくならないワケ

イラン:新たに原発8基建設でロシアと合意 脱原発の流れも、”脱け出せない国”がなくならないワケ

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 原発の危険性を考慮し、世界的にも原発依存度を引き下げようとする動きがある一方で、原発容認の姿勢をとる国もあります。その中には、原発を新設する国も出てきました。

イラン、新たに原発8基建設を合意

イランとロシアは11日、ロシア製原子炉2基をイラン南部にあるブシェール原発で新たに建設する契約を結んだ。また、ブシェール原発でさらに2基、ほかの原発で4基の建設計画についても合意した。ロシアが原子炉燃料を供給し、使用済み核燃料を再処理するという。

出典:イラン:新たに原発建設、ロシアと合意 - 毎日新聞 - 毎日jp

 先日、イランが原発を新しく建設する計画が明らかになりました。ロシアとイランで原発建設の契約が行なわれ、新たに8基の原発がイランに建設される見通しです。

脱原発を阻む原因

 原発を減らす動きは国際的に主流となっていますが、完全に脱原発をするかは各国で判断が分かれています。一部の国では原発を減らしていても、結果原発稼働国から電気を購入するという新たな問題も浮かび上がり、原発依存から抜け出すには時間が必要なようです。

燃料・電気不足

 原発が発電している電気料を他の発電方法でまかなうためには、多くの時間が必要になります。その間、国民全員の使用電気を発電することが困難であるため、国は原発の廃止に積極的になることが出来ません。

 例えばインドでは、人口が多く、近年目覚ましい成長を続けており、電力不足が深刻な問題になっています。そのため、原発を廃止することは困難であると言われています。

コスト増大

 原発を停止させた場合、電力供給コストが一時的に上がり、国民は電気代値上がりを迫られることが懸念されています。結果、貧困層を中心に電気供給不足が起き、格差が生じることがあります。

 さらに、原発の廃止事態にもコストがかかります。原発の型によって廃止のコストが異なっており、総額1000億円以上かかるものも。


 相次ぐ原発事故により、慎重姿勢をとる国が多くなり世界的には脱原発の流れが広がっていますが、完全な実現にはまだまだ課題が山積みです。

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