1. 人口減少防止に向け骨子案、合計特殊出生率を1.8に引き上げへ

人口減少防止に向け骨子案、合計特殊出生率を1.8に引き上げへ

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 回復しつつあるものの、未だ1.43(2013年)と低水準の合計特殊出生率。この数値は、世界的に見ても190位中170位と非常に低い水準です。

合計特殊出生率を1.8に

ビジョン骨子案では、人口減少に歯止めをかけるため、1人の女性が生涯に産む子供の平均的な数を示す「合計特殊出生率」を1・8程度に引き上げるよう目指すことを打ち出した。

出典:出生率、1・8に引き上げ目指す…政府骨子案 : 政治 : 読売新聞 ...

 政府は、超少子高齢社会である日本の今後を不安視し、2050年には「6割以上の地域で人口が半分以下。2割の地域で無居住化する」とコメント。人口減少を防止するために総合戦略の骨子案を提示しました。

日本の出生率が低い理由

 合計特殊出生率が低い理由は、「女性の社会進出」とそれに追いついていない「環境」に起因するものです。 

女性の社会進出

 近年、アベノミクスにより「女性が活躍できる社会」を目指す取り組みが多く実施されてきました。指導的地位に占める女性の数値目標設定を企業に義務化する等、企業への働きかけも。女性も男性と肩を並べて働く時代の中で、未婚の女性や結婚時期を送らせる女性が増加しています。

時代に追いつかない制度・施設整備

 一方で、制度や施設の整備が女性の社会進出に追いついていない現実も。「マタニティーハラスメント」が問題になる等、育児休暇取得を快く思わない企業も未だ存在しています。さらに、働きながら子供を育てたいと思っても、子供を預ける施設が不足しているために会社を辞めざるを得ないという事態も起こっています。

 そのような問題に対して、政府は保育所・保育士を増やし、待機児童ゼロを目指す等、対策を行なうことがこの骨子案の目的。


 まだ骨子案の段階ですが、今後具体的な施策の考案を行なっていく見通しです。具体的な数値目標や施策が今後の人口問題解決の鍵を握っています。

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