1. 「Tech in Asia」主催のピッチイベントに新進気鋭のスタートアップ6社が集う!

「Tech in Asia」主催のピッチイベントに新進気鋭のスタートアップ6社が集う!


 11月12日(水)、アジア圏のスタートアップ情報を発信するメディア「Tech in Asia」がリクルートにて「Tech in Asia Meetups Tokyo」を開催した。

 このイベントは、11月26日〜27日に開催される「Start up Asia Jakarta 2014」の一環として開催され、メタップスCEO 佐藤航陽氏の講演ほか、スタートアップのピッチも行われた。ここでは、そのピッチイベントの内容をお伝えしていく。

登壇企業(6社)

1. Travelience
2. Wovn
3. Beatrobo
4. セカイラボ
5. TECHFUND
6. VideoSelfie

登壇企業の半数が技術の問題を解決するサービス


 今回のピッチイベントに参加して、まず特徴的だと感じたのは登壇企業6社のうち、3社が技術の悩み、問題を解決するサービスだったことだ。

 例えば「Wovn」は、たった一行のスクリプトでWebサイトを多言語化できるサービス。Webサイトを多言語化できない大きな理由として、挙がっていた技術的な問題も「Wovn」があれば問題なくなる。


 また、「セカイラボ」ではアプリ、Webサービス、システム開発を世界中の開発チームに依頼することが可能。現在、7000人以上の開発チームが登録されており、多くは中国やベトナム、ミャンマーのチームなので開発費用も安く抑えられるとのこと。開発のリソースが不足しているスタートアップなどには役立ちそうだ。


 「TECHFUND」は、上記の2社とは趣の違ったスタートアップ。創業間もない起業家に「技術とノウハウ」を投資する事業を行っている。ビジネスモデルは、「技術とノウハウ」を投資する代わりに株式5%を受けとるというもの。現在は、88日間で起業家がアイデアを形にするインキュベーションプログラム「Sunrise Program」をメインに活動しているそう。

 技術の悩み、問題を解決するサービスではないが「Beatrobo」は、イヤホンジャックを通して様々なコンテンツを楽しめる「PlugAir」を提供。U-NOTEを読んでいる人であれば、すでに知っているという人も多いのではないだろうか?

 世界に比べ、まだまだエンジニアの数が不足している日本には、こういった技術の悩み、問題を解決するサービスが今後ひとつのトレンドとなっていくかもしれない。

海外のニーズを満たすグローバルなサービスが上位を飾る

訪日外国人観光客とプロの観光ガイドを繋げる「Travelience」


 「Travelience」は、訪日外国人観光客とプロの観光ガイドを繋げるマーケットプレイス「TripleLights」を運営しているスタートアップ。これまでは旅行会社が決めていたガイドを自分で選べるようにすることで、訪日外国人の観光をより良いものにするという。また、観光ガイドの詳細は動画を見たり、メッセージを送ることで確認可能となっている。

 2020年の東京オリンピック開催に向け、今後、訪日外国人観光客を2016年までに年間2000万人にまで伸ばしていくなど、成長著しくなる日本の観光業。そういった市場環境を背景に「Travelience」は非常に期待の持てるサービスと言えるのではないだろうか?

リアルタイムに自撮り動画を編集できる「VideoSelfie」


 海外のセレブ、若者たちの間で一大ブームとなった「セルフィー(自撮り)」。今では、様々な自撮りアプリが登場している。そんな中で「VideoSelfie」は自撮り動画をリアルタイムで編集できるアプリ。

 ユーザーは、GIFアニメを追加したり、「VideoSelfie」内のコミュニティで他のユーザーと交流して楽しむことができるそうだ。また、CEOのOscar Yasser Norieg氏は「今後、5年で動画によるコミュニケーションが中心になる」と語り、その市場規模の大きさを伺わせた。


 オーディエンスによる投票の結果、優勝を勝ち取ったのは「VideoSelfie」。また、優勝の景品として「VideoSelfie」には「Start up Asia Jakarta 2014」での展示ブースとJALのマイレージが贈呈された。

 今回登壇した6社のスタートアップは、これから更にアクセルを踏んで事業の成長を加速させていくところ。このピッチを契機に、今後どのようにサービスを成長させていくのか楽しみだ。

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