1. ドワンゴ:昨年に続き今年も新卒採用に受験料導入 採用希望者に受験料を科すメリットとは

ドワンゴ:昨年に続き今年も新卒採用に受験料導入 採用希望者に受験料を科すメリットとは

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出典:www.flickr.com

 昨年、新卒採用に受験料を設けて話題になったドワンゴ。公平性に欠けると厚生労働省から指導も受けていたドワンゴですが、16年の新卒採用ではさらに金額を引き上げて実施するようです。

動画配信大手のドワンゴは12日、2015年春入社の新卒採用試験から導入した受験料制度を16年春入社も継続し、受験料を3000円に引き上げると発表した。

出典:ドワンゴ、16年春採用も受験料制度 3000円に値上げ :日本経済新聞

厚労省の指導があったにもかかわらず継続するワケとは

 厚労省はこの制度について「応募者が払う受験料は採用にかかる手数料とは言い難い」としており翌年以降は改めるよう行政指導を行っていました。
 
 それでもドワンゴは、公平性などに注意し再検討してまで、受験料制度を継続することを決定。受験料制度を設ける理由としては、

・本気の人にだけ受けてほしい
・既存の就職活動の在り方に一石を投じたい

の2つが主な理由とされ、一定の結果も出ているようです。

 例えば昨年度の書類応募数は一昨年と比べ、36.8%と3分の1近くまで落ち込みましたが、内定承諾数は同比125.5%という結果になり、より会社にマッチした学生を取り込むことができたということなのでしょう。

受験料は3000円に値上げ

 厚労省から上記の指摘を受けたドワンゴは公平性に注意して、制度の再検討を行ったようです。その中で、書類選考までに掛かる費用を一人あたり6000円と試算。その半額に当たる3000円を採用活動に掛かる手数料として、求職者側に負担させる名目で今回の受験料の額を設定しました。
 
 また昨年度は「独立行政法人日本学生支援機構」に寄付するとしていましたが、こちらは行政指導を受けたことを踏まえ、今回は寄付を行わないことが決定しています。


 賛否両論はありますが、企業と求職者のマッチングが重要性を増しているのも確か。様々なユニークな採用手法が生まれる中で、この制度の今年の結果を見守りたいところ。

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