1. セブン&アイがEC市場に参入 コンビニ受取を強みにしたセブン&アイのオムニチャネル戦略とは?

セブン&アイがEC市場に参入 コンビニ受取を強みにしたセブン&アイのオムニチャネル戦略とは?

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出典:www.flickr.com


 拡大を続けるEC市場。ついに小売大手のセブン&アイがネット購入、即日コンビニ受け取りを来年中に可能にすると発表しました。

セブン&アイ・ホールディングスは、グループのスーパーや百貨店などで扱う商品を消費者がインターネットで購入し、コンビニエンスストアで当日に受け取れるようにする。月内に稼働させる物流拠点を活用し、まず2015年中に首都圏の7千店で可能にする。

出典:セブン&アイ、ネット購入コンビニで即日受け取り :日本経済新聞

 これまでEC市場においては、品揃えや価格面での勝負が主でしたが、コンビニで即日受け取れることにより、便利さと早さが重要となってくると見られています。

セブン&アイは「オムニチャネル戦略」で既存市場に挑む!

 セブン&アイは「オムニチャネル」と呼ばれる戦略で即日コンビニ受け取りを可能にしようとしています。

 オムニチャネルとは実店舗やオンラインショップなど、あらゆる販売チャネルを同一のものとすることです。つまりどういった販売経路からでも同じ商品を購入できるということ。

 セブン&アイでは圧倒的な規模を持つグループ各社の実店舗とオンラインショップを組み合わせることによって、ネットで注文したものを最寄りのセブンイレブンで受け取ったり、西武百貨店で店頭に在庫が無かったものをネットを用いて早急に取り寄せたりするなど、利便性が格段に上がります。
 
 同グループの計画では、このオムニチャネルのシステム構築に中期的に1000億円規模を投じます。また同グループ13年度のネット経由の売上高は1500億円と前年比五割増でしたが20年度には1兆円にまで増加させる見通しです。

競合他社への強みは?

 これまでEC市場はアマゾン、楽天の二強となっていました。ECとしては圧倒的な知名度のこれら二社に対して、セブン&アイにはオムニチャネル戦略をとるうえでの、圧倒的な店舗規模が強みとして挙げられます。共働き家庭や単身者の増加に伴い、商品のコンビニ受け取りへの需要は増していることも追い風のよう。

 小売業者がネット通販に侵食されている中、小売業者として培ってきたものを活かしていこうという戦術です。



 圧倒的な規模を持つセブン&アイが自社の強みを活かして、オムニチャネル戦略に打ち立てたことで、EC市場への移行も大きく進むことが予想されます。
 

 

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