1. 「最も資金力のあるテロ組織」 なぜイスラム国は潤沢な資金を持つことができたのか?

「最も資金力のあるテロ組織」 なぜイスラム国は潤沢な資金を持つことができたのか?

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 連日ニュースを騒がしているイスラム国。もはや単なるテロ組織の域を超えた巨大な組織になりつつあり、米国をはじめ先進国はその対策に本腰を入れようとしています。

アメリカ財務省で金融制裁などを担当するコーエン財務次官は23日、首都ワシントン市内で講演し、(中略)「国家が支援する組織を除けば、アメリカが対じしてきたなかで最も資金力のあるテロ組織だろう」と述べ(以下略)

出典: イスラム国“最も資金力のあるテロ組織” NHKニュース - NHKオンライン

 米国のコーエン財務次官はイスラム国を「かつて対峙してきた中で最も資金力のあるテロ組織」と表現しています。

イスラム国の資金は一体どこからきているのか

 米国発表によるとイスラム国は毎月数千万ドルもの資金を集めています。そんなにも巨額な資金を一体どこから捻出しているのでしょうか?

中東という地の利

 イスラム国はイラクとシリアの油田を占拠しています。この油田で採掘した石油がイスラム国に多額の収入をもたらしています。トルコ経由による密売によって一日約100万ドルもの収入を得ていると米国は指摘しました。イスラム国のみならず仲介人の存在もあることから、対策の難しさが懸念されています。

誘拐による身代金

 イスラム国は各国のジャーナリストや敵対組織に誘拐行為を働くことによって身代金収入を得ています。誘拐による身代金収入だけで今年に入って2000万ドルもの収入を得たようです。

 中東という土地柄と、イスラム国の暴力を厭わない性格が彼らの潤沢な資金の源となっているようです。

米国による対策

 石油の密売防止のために米国は、イスラム国の密売に関わった貿易商、精製業者、輸送会社に金融制裁を図る方針を発表しました。またイラク・シリアといった国々の金融機関をイスラム国が利用できないよう措置を取る必要性も強調。

 また誘拐行為への対策として、各国が一丸となって身代金の要求に応じないことが重要であるという考えを示しました。


 いま現在は豊富な資金を背景に世界の脅威となっているイスラム国。アメリカをはじめとした各国が対策を講じているなか、日本にどういった影響を与えるのか、今後の流れに注目です。

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