1. 中国経済がついに停滞、16年ぶり目標割れか 不動産バブル崩壊でGDP成長率が落ち込む

中国経済がついに停滞、16年ぶり目標割れか 不動産バブル崩壊でGDP成長率が落ち込む

  • 3553views
  • 0fav


出典:www.flickr.com


 近年、大きな発展を遂げてきた中国。しかしここにきて中国経済の成長率が伸び悩みを見せています。

国家統計局が21日発表した2014年7~9月期の国内総生産(GDP)の成長率は、物価の上昇分を除いた実質で前年同期に比べて7・3%となり、4~6月期から0・2ポイント減速した。成長率はリーマン・ショック直後の09年1~3月期以来、5年半ぶりの低水準となった。

出典:中国GDP成長率7.3%に減速 リーマン以来の低水準:朝日新聞デジタル

不動産バブル崩壊とそれに伴う中国経済の停滞

 中国経済は2011年までの30年間で、年平均10.2%のペースで成長してきました。ピークの2007年時には14%増という成長ぶりです。

 そんな中国経済に今、暗雲が立ち込めています。

 中国では長らく不動産バブルが続いていましたが、今春に入って住宅価格の値下がりが拡がりました。これによって原材料となる素材産業の低迷や、富裕層の投資減少など幅広い範囲に影響が発生。

 GDPと同時に発表されたデータがそれを示しています。

各種指標の1~9月期の伸びは、固定資産投資が16・1%、不動産投資は12・5%で、いずれも上半期から1ポイント以上の大幅な減速を示した。

出典:http://digital.asahi.com/articles/ASGBP2T81GBPUHBI00C.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGBP2T81GBPUHBI00C

不動産バブルはなぜはじけたのか?

 土地が公有制のため、党の意向で不動産開発をコントロールすることが容易だった中国。

 しかし、不動産相場が下がってしまった今、地方政府は土地使用権の販売を控えはじめました。それによって開発投資が減り、地方政府も土地使用権を主要財源としているため、財政難に。その結果、今度は土地使用権を乱売しなくてはならなくなり、不動産相場のより一層の崩壊を招く、という悪循環に陥ってしまいました。

 中国経済は近年の国内における不動産バブルに大きく依存していたため、一度こうした悪循環に陥ると大きな打撃を受けてしまうのです。


 今年度、中国が成長率の年間目標を下回るようなことがあれば、アジア通貨危機の影響を受けた98年以来の実に16年ぶりの事態となります。
 中国は日本経済にとっても重要な国であることは間違いありません。中国がこの事態をどう乗り越えられるか注目が集まっています。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する