1. 拡大する格安スマホ市場 関連サービスでベンチャー企業に商機アリか

拡大する格安スマホ市場 関連サービスでベンチャー企業に商機アリか

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出典:www.flickr.com

イオンやヤマダ電気など、大手小売業業の参入で順調にシェアを拡大している格安スマホ。この拡大に多くのベンチャー企業が、これを商機と見て様々な戦略を打ち出しています。

自社のノウハウを活かすベンチャー企業

パソコンのデータ復旧サービスを手掛けるAOSテクノロジーズ(東京・港、佐々木隆仁社長)はMVNOなどの事業者にデータ復旧保険を売り込む。利用者は1台当たり月数百円の料金がかかるが、消失したデータが数週間で復旧されてDVDなどで受け取れる。

出典:格安スマホの関連サービス、ベンチャーに商機 :日本経済新聞

格安スマホ事業を展開する小売企業の多くは、ネットコンテンツ事業やソフトウェア事業に対するノウハウを持っていません。そこに商機を見出し目をつけた企業の一つが、これまでPCのデータ復旧サービスを行ってきたAOSテクノロジーズです。

格安スマホ普及に際して小売業者にもアプローチを掛けることによって、いまでは同社のデータ復旧保険を、10社以上が基本プランとして採用、加入端末数は数万台となっています。

ITベンチャーには特に追い風

 「開発費はこちらが負担します」。ソフトウエア開発を手掛けるパラダイムシフト(東京・渋谷)の牟礼知仁社長は半年前、U―NEXT(同)にこう持ち掛けた。同社は大手携帯電話会社から借りた回線で低価格の通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)。

出典:格安スマホの関連サービス、ベンチャーに商機 :日本経済新聞


格安スマホにおいては、キャリアと連携したニュースを見たりするためのポータルサイトなどのサービスはまだ手薄な分野。ここに目をつけたのがソフトウェア開発を手がけるパラダイムシフトです。

同社の牟田社長はNTTドコモの「dメニュー」ようなサービスを提案しました。サービスを無料で提供しMVNOの宣伝を行う代わりに、それによってMVNOが得た利益の一部を受け取るというビジネスモデルです。

格安スマホ関連サービスにおいては、やはりインターネットコンテンツを提供してきたベンチャー企業に強みがあります。これまで自社で培ってきたノウハウを活かして、まだ関連サービスの手薄な業界に自社を売り込むことができるからです。今回の格安スマホのように、これまで小売業など他業種でビジネスを行ってきた企業が参入する場合には、その強みはより一層大きなものとなります。



こうした新たな動きの中では、必ずといっていいほど新たなビジネスチャンスが生まれてくるものです。大手企業が新規事業に参入することが増えた今の時代、ベンチャー企業にとっては、この流れは追い風になるのではないでしょうか。



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