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「東京の劣化コピーを作ってどうするの?」―ホリエモンが考える、正しい地域活性化とは?

野口直希

2014/10/29(最終更新日:2014/10/29)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、メルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。この中でホリエモンが、これからの地方政策の在り方を話しています。

 将来有望な人の多くが東京に出てしまい、地方の過疎化が進行する今、地方に人を集めるためにはどうすればいいのでしょうか?ホリエモンは、そもそもいまの地方活性化の考え方は間違っていると話します。

「地域活性化なんてやらなくていいんじゃない?」

  「堀江貴文のQ&A vol.391〜田舎は不便が売り!?〜」で取り上げた質問は、「地方を元気にするには、地域の起業家を育成するインフラが必要だと思っています。堀江さんは、地方を元気にするために民間ではどのような行動をすればいいと思いますか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「そもそも地方を元気にしなきゃいけないのかな。地方には、東京とは違って比較的競争意識が高くない人が集まっているはず。そんな中で東京の後追いをしても仕方ない」と回答。今の地方政策に対して、「東京を意識しすぎだよ。東京の劣化コピーばっかり作っても意味ないよね?」と不満を漏らしています。

 そもそも、いま地方にいる人の多くは、あえて東京に行かない人だとホリエモンは話します。そのような人に対して、東京に近い環境を整えても意味がありません。東京に魅力を感じる人は東京に行けばいいのであって、「そもそもすべての場所に東京と同じインフラを求めるのは間違っていると思う」と地方への考え方を変えるべきだと語っています。

地方は東京にはない強みをどんどんアピールしていくべき

 例えば、イケダハヤトさんは高知に移住して、高知ならではの習慣や食文化をブログで紹介しています。このように、地方は東京にはない強みをアピールしていくべきではないでしょうか? 地方がそれぞれの魅力を伝えていけば、次第にそれぞれの風土にある人が集まって、東京への一極集中も緩和されるかもしれませんね。

  「堀江貴文のQ&A vol.391〜田舎は不便が売り!?〜」では、ホリエモンがサムライインキュベートの榊原健太郎さんと一緒に、日本という国の中での正しい地域の在り方を考えます。地方活性化を考える人や、地方で働こうと考える人には必見の内容です!




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