1. あなたの仕事を楽しく出来るのは、あなたしかいない。脱・キャリアデザインで自分にあった仕事の探し方

あなたの仕事を楽しく出来るのは、あなたしかいない。脱・キャリアデザインで自分にあった仕事の探し方

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あなたは一番好きな仕事をやっているだろうか?もしやってなければ、今すぐ手を打つことだ!自分の仕事が好きでなければ、本当の成功は望めない。

出典:3 - 名言+Quotes
 
 これは、現在でも支持され続けているビジネスコミュニケーションスキルに関する著作『人を動かす』の著者、デール・カーネギー氏の言葉です。カーネギー氏が言うように、好きな気持ちを持たずに仕事をしていても成果を出すことは難しいかもしれません。

"好き"には苦労を苦労と思わせない力がある

 例えば、寝る間も惜しんでゲームに熱中したなんて経験が誰しも一度はあるでしょう。この時、夜遅くまでやっていても苦労だとは感じていなかったはずです。これは仕事においても同じことが言えます。かの有名な実業家、稲盛和夫氏の言葉にこんな言葉があります。

そばで見ていると、想像を絶するような苦労でも好きでやっているなら、本人は苦労とも思わず、記憶にすら残っていないことがあります。どんな分野でも成功する人は、このように、自分のやっていることに無上の喜びを感じ、惚れ込んでいる人だけです。

自分の仕事に惚れなければ、絶対に成功しません。素晴らしい仕事などできるわけがないのです。

出典:稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』より
 
 好きなことには苦労を苦労と感じさせない力があります。好きな仕事は必ずしも楽で簡単な仕事ではありません。仕事をしていれば、時には苦しいことや辛いこともあります。一方で、苦労も楽しめるから長く続けられ、長く続けられるから上達する。だからこそ、成果を出し続けることが出来るという訳です。

キャリアデザインの時代は終わりつつある?

 近年終身雇用制の崩壊や失業の可能性を危惧して、キャリアデザインという言葉をよく聞くようになりました。これは自身の人生の中で、仕事に費やす部分を予め構想することを指します。しかし、今ある仕事が10年後にもあるかどうかすらわからない現代で、キャリアデザインは本当に意味をなすのでしょうか?

 ライフネット生命保険の代表取締役社長兼COOの岩瀬大輔氏も、キャリアについてこんなことを語っています。

そういうことをやって成功した人、聞いたことないです。つまり、人生って何が起こるかわからないわけで、プラン通りに全くいかないのが前提だし、逆に若い頃に立てたプラン通りでしか生きていないとしたら、なんて狭い視野で人生を過ごしてるんだろう、って思うんですよね。

出典:「計画通りやって成功した人を見たことがない」ライフネット生命・岩瀬大輔 ...

 岩瀬氏自身も、思い通りのキャリアプランで進んできたわけではありません。キャリアの軸として、"社会に残る仕事をしたい"という考えを持って選択してきた、と語っています。

 何をするかではなく、本気でやりたいと思えるくらい好きなことは何か。これを考えることで、軸を持ったキャリアの選択が出来るかもしれません。

好きな"もの"ではなく、好きな"こと"を仕事にする

 キャリア選択で注意したいのが、好きな"もの"と好きな"こと"は違うということです。例えば、本が好きだからと言っても、文を書くのが好きなのか、読むのが好きなのかといったことで、自分が好きな"こと"は違うということです。本を読むのが好きなのに、ただ本が好きだからと言って、作家になっても本人は苦しむことでしょう。よってキャリアを選ぶ際には行為に焦点を当てて考えるべきです。

 電通のクリエイティブ・ディレクターとして数々の賞を受賞している岸勇希氏も、自身の仕事について以下のように語っています。

別に自分が作りたいものなんてないんです。僕は課題を解決する仕事が好きなんです。

出典:プロフェッショナルインタビュー:岸 勇希(後編) | ガジェット通信
 
 実際に、岸氏は元々広告には全く興味がなく、研究者になるつもりだったそうです。好きなものより、好きなことを仕事にしているからこそ、成功を収め続けていると言えるでしょう。


 目まぐるしく変化する社会の中で、現在の自分が立てたキャリアプランや未来予測の重要性は小さくなっています。将来はわからないことが大部分なのです。自分が立てたキャリアプランを全うしようとして苦しい思いをしている方は、一度「自分が好きでやりたいこと」を振り返って考え直してみてはいかがでしょうか?

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