1. パリ、電気自動車効果でCO2減 進む電気自動車の本格導入、日本でも

パリ、電気自動車効果でCO2減 進む電気自動車の本格導入、日本でも

  • 10819views
  • 0fav


 世界各国が地球温暖化解決に向け、二酸化炭素の排出を抑えようと様々な施策を進めています。特にヨーロッパ諸国ではこの意識は強いようです。そのヨーロッパでCO2削減の一翼を担っているのが、日本でも普及し始めた電気自動車。

パリ、電気自動車でカーシェアリング

多くのビジネスマンや観光客が行き交うパリ。重厚な石造りの建物の脇を、かわいらしいグレーの電気自動車(EV)が音も無く通り過ぎる。EVを使ったカーシェアリング制度「オートリブ」の車だ。市街地随所に貸し出しステーションが整備され、借りた場所と違うところに乗り捨てできる利点がある。

出典: 電気自動車:シェア利用でCO2減 利用登録6万人のパリ - 毎日新聞

 渋滞が社会問題化しているパリで、電気自動車を使ったカーシェアリング制度が実施されています。カーシェアリング制度とは、自分で車を買わずに、随時レンタルを行なうもので、普通のレンタルとは異なり、近くに設置されている貸し出しステーションであればどこにでも返却が可能です。

 この制度が車を必要な時だけに使いたいと考える人や環境に配慮する人からの人気を集めています。結果実施から2年半で、日本の一般家庭1500世帯の1年間の排出量にあたる二酸化炭素を削減することに成功。

日本でも導入

 日本でも、愛知県豊田市で2013年から本格運用を開始。大学生やサラリーマンに人気のサービスであり、利用者登録人数は2600人にも上っています。

 カーシェアリングに導入されている電気自動車は、1人乗りのもので、渋滞を避けることももちろん、駐車場の面積を小さくすることが可能に。今後、人口が密集している日本の都市での需要が高まることが予想されています。

電気自動車の波は一般自動車にも

 電気自動車の参入が拡大しているのは、カーシェアリングだけではありません。一般家庭で購入する車種にも変化が現れています。

独フォルクスワーゲン(VW)日本法人は14日、人気2車種の電気自動車(EV)版を2015年に発売すると発表した。EVの普及は当初の予想を下回っているが、VWは充電インフラの拡充や電池性能向上を背景に近く本格拡大期に入るとにらみ、投入を決めた。

出典: VW、EV普及へ勝算あり 日本市場の条件そろう :日本経済新聞

 現在、多くの自動車メーカーが電気自動車の生産に力を入れています。ドイツで人気のフォルクスワーゲンも日本で電気自動車を発売することを決定。

 自動車産業の活性を後押ししているのは、日本の充電インフラ普及です。電気自動車用の充電器を設置するガソリンスタンドが増加しており、大手自動車メーカーでは、全国の販売店にある充電器が使い放題になるサービスを行なっています。

 
 今後、日本で多くの自動車メーカーが電気自動車に力を入れ、競争が激化することが予想されています。様々な形で充電インフラが改良され、消費者にも地球にも優しい車社会が訪れると良いですね。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する