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耳が聞こえない人でも他人と会話できる、テクノロジーがあれば。「Transcense」

hotaka

2014/10/19(最終更新日:2014/10/19)


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耳が聞こえない人でも他人と会話できる、テクノロジーがあれば。「Transcense」 1番目の画像
 聴覚障害者が不自由を感じることなく、複数人と会話できるようになる。そんな世界が実現したら素晴らしいと思いませんか?

 海外にはテクノロジーの力を駆使して、その世界を実現させようとするスタートアップがあるんです。そのスタートアップは「Transcense」。会話内容をリアルタイムでテキスト化し、聴覚障害者が不自由なく会話ができるようになるためのアプリを開発しています。

テクノロジーの力で聴覚障害者のコミュニケーションを円滑に

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 アプリは、ASR(音声認識)システムと分散マイクロフォンシステムで成り立っています。仕組みとしてはASR(音声認識)システムで会話内容をテキスト化し、分散マイクロフォンシステムによって話している人を識別します。
耳が聞こえない人でも他人と会話できる、テクノロジーがあれば。「Transcense」 3番目の画像
 また、色をつけることで誰が何を話しているのか、きちんと分かるようにしています。このアプリがあれば、聴覚障害者も問題なく複数人とスムーズに会話ができるように!

会議やミーティングで活躍

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 素早く様々な意見が飛び交う、会議やミーティングの場でも活躍。聴覚障害者も話の内容をきちんと理解した上で、自分の意見を発言できるようになるでしょう。テクノロジーによって、障害者と健常者の間に生じるコミュニケーション格差をゼロにしようとするのは画期的ですね。


 現在、「Transcense」はIndiegogoで資金を募集しています。このプロジェクトが成功することによって、聴覚障害者が複数人とでも円滑にコミュニケーションが取れる。そんな世界が実現するかもしれません。


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