1. 『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』創業者の1人ビズ・ストーンが語る経営の哲学とは

『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』創業者の1人ビズ・ストーンが語る経営の哲学とは

by Denis Vahrushev
 なにか「やりたいこと」を始めようとしているとき、あなたはすぐに行動できますか? リスクの心配や、実現できるのかといった不安でなかなか行動に踏み切れない方も多いと思います。

 「やりたいこと」を実現するには、心配や不安を乗り越えて成功した人の話を参考にするのが良いでしょう。そこで今回は、Twitterの創業者の1人であるビズ・ストーンの著書『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』を用いて一緒に考えてみましょう。

自分から行動する

失敗する可能性も高いチャンスをただ待ち、巡ってきてから飛びつくのなら、行動を起こすのに適した環境を自分で動いて整える方がいいのではないか。自分でチャンスを作れば、最初にそれを活かせるのは作った本人だ。

出典:ビズ・ストーン(2014)『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』
 チャンスやきっかけが舞い込んでから行動を起こすより、自分で行動することが起業をする時に重要です。もし、なにか「やりたいこと」があるなら、チャンスを待つのではなく自分から働きかける努力をしましょう。

「やりたいこと」のためにリスクを取る

今から始まる一日にわくわくできないのなら、あるいは間違った道にいると感じているのなら、この先進むべき道は見えてこない。ここに立ち返るべきだと僕はいつも思っている。

出典:ビズ・ストーン(2014)『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』

 著者は仕事をするにあたり、自らがわくわくする「やりたいこと」をみつけることの必要性を述べています。そして、やりたいことを実現するためにはリスクを気にしてはいけないのだそうです。

安全策を取るのは自然なことではある。(中略)ただ、言えるのは、最悪のシナリオを受け入れる覚悟をしないかぎり、最高のシナリオは手に入らないということだ。持てる最高の力を発揮したいのなら、本当にしたい仕事に全力で傾けなければかなわない。

出典:ビズ・ストーン(2014)『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』

 「やりたいこと」を行うためには、リスクはつきもの。家族がいれば養っていかなければならず、突然会社を辞めることはできません。そのような状況でリスクを背負うのは難しいですが、最高のシナリオを手に入れるためには全力で「やりたいこと」だけを行うのが最善とのことです。

「人間」がなにより大切でTwitterはツールにすぎない

サーバーをどれだけ持っているか、ソフトウェアがどれだけ高性能かだけがすべてを決めるわけではない。もちろんそれも大事だ。でもテクノロジーがユーザーにとっても従業員にとっても新に意味のあるものになるかどうかは、人がそれをどう使い、世界に変化をもたらすかにかかっている。

出典:ビズ・ストーン(2014)『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』

 多くのIT企業が新しいテクノロジーや革新的なソフトウェアに重点を置いているのに対し、Twitterはなによりもサービスを使う「人間」を重要視しています。著者のこの哲学は、目新しいテクノロジーを使わずに一言つぶやくだけで人間同士の繋がりが生まれるTwitterのサービスに反映されているのがわかるでしょう。


 Twitterが成功してきた背景には、著者の情熱と人間味の溢れる創業者の哲学がありました。そして、穏やかな言葉で進む本書もまた著者の性格が現れているようで、まるで目の前で勇気づけられる気分になります。「やりたいこと」があるけれど踏み切れずにいるならば、ぜひ本書を読んでみては?

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