1. ビジネスマンに必須の『データを武器にする』方法を、全日本女子バレーのアナリストから学べるらしい

ビジネスマンに必須の『データを武器にする』方法を、全日本女子バレーのアナリストから学べるらしい

出典:picjumbo.com

 「デキるビジネスマンに求められるのは、データに強いこと」これはよく言われる言葉です。客観的な数字から導き出された根拠をもとにアクションを起こすことができる人材を、多くの企業が求めています。しかし、ただデータを集めて分析していても、それを 現場で活かすことができなければ意味はありません

 では、データを現場に落とし込み、結果につなげるためにはどうすればいいのでしょうか? それを教えてくれるのは、 全日本女子バレーボールチームのアナリスト。快進撃を続けるチームを支えるアナリストのデータ活用術は、ビジネスにも応用できるそう。今回は 『データを武器にする』という本から、ビジネスにおけるデータ活用術を学んでみましょう。

データを「どう伝えるか」が問題

 営業社員全員にタブレットを支給したり、きれいに整えられたデータベースを管理するシステム部門を置いたりなど…。このように膨大なデータを収集したり、優れた分析ツールを持ってさえいれば、企業やチームの成功につながるとは思っていませんか? 著者の答えはNO。

 著者がアナリストの仕事をする上で大切にしているのは、監督や選手に 必要なデータをしっかり理解してもらえるよう、伝えることだそうです。せっかくの分析結果も、現場で働く人にそのデータの重要性を理解してもらえなければ、宝の持ち腐れに終わってしまいます。データを現場で活用するためには、情報の「収集」と同じぐらい、 「伝達」の要素が重要なのだとか。ここで、データの伝達に関するテクニックの一例を見てみましょう。

 著者は時折、データ分析の代表的な単位である 「%」をあえて用いないで説明しています「スパイクの決定率が10%目標に届いていないよ」と説明するよりも、 「1セットあたりあと2本、決定数を増やそう」と選手に伝える方が、選手も次に取るべきアクションのイメージがしやすくなりますよね。これはビジネスにおいても同様。できるだけ 肌感覚でイメージしやすい言葉を具体的に伝え、情報の受け手が「じゃあ、こうしてみよう」とアクションに移りやすくなるようなデータの伝達を心がけましょう!

数字のまま伝えても、意味は無い!

 よく会社の施策の中に、「会社の毎月の経費を1割削減しよう」などというものがあります。ありきたりな表現ですが、この「1割」という量について、あなたはピンときていますか?著者は、 目標を掲げるのであれば、もっと具体的にすべきだとアドバイスしています。

 「1割」と言われても、社員はどれぐらい頑張ればいいのかがわからず、一人ひとりの意識の統一が難しいと思います。このように、 データにある数字を数字のまま伝えても、現場には響かないということを認識しましょう。

 
 「1割」の中身を具現化して、社員がよりわかりやすい共通語に変換し、現場が次に何をすればいいのかわかるものにしてあげると、伝わり方はグンと向上します。データの収集、分析だけに注力するのではなく、 相手が理解しやすいような伝達の仕方まで考えてこそ、初めてデータは活きた素材になります



 統計学やビッグデータが注目されている今日、データを活用できるビジネスマンがより求められるようになってきました。データは 「収集」「分析」「伝達」の3要素が組み合わさってこそ活きるもの。伝え方にも気を配り、上手にデータを活用していきましょう!

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