1. グッドアイデアの秘訣は「借りること」。既存アイデアを組み合わせる『アナロジー思考』で斬新な発想を

グッドアイデアの秘訣は「借りること」。既存アイデアを組み合わせる『アナロジー思考』で斬新な発想を

出典:picjumbo.com
 ビジネスで成功するためには、他にはない斬新なアイデアを生み出す必要があります。このアイデア出しに悩まされている人も多いのではないでしょうか?グッドアイデアが思いつかない原因の多くは、既存のアイデアに頼らず1から新しい発想を見つけようとしているから。しかし、 世の中のグッドアイデアのほとんどは、既存アイデアの組み合わせによって生まれているそうです!

 今回は既存のアイデアを 「借りる」ことによってグッドアイデアを生み出す思考法を、 『アナロジー思考』という本から学んでみましょう。

グッドアイデアは「借りる」ことから生まれる

 本のタイトルにもある「アナロジー」とは、 「類推」という意味。物事を発想することにおいて、 様々なジャンルの知識や経験を結び付け、2つの世界の比例関係を利用する思考法を、著者は アナロジー思考と呼んでいます。

 長年同じ業界・会社で働いていると、アイデアのベースが「以前にやったこと」や「同業他社がやっていること」になりがちで、 新鮮味に欠けてしまいます。このような場合に、違うジャンルからアイデアのヒントを「借りてくる」という発想によって、 新しさを付加することが可能になるのです。

他ジャンルとの「類似性」を見極めよう

 アナロジー思考によりアイデアを創出するためには、ステップがあります。まずは、 対象としている課題は何なのか、その特徴を把握しましょう。次に、 アイデアを「借りる」ベース領域を設定。このベース領域は 、ターゲット領域とは遠ければ遠いほど斬新なアイデアが生まれる可能性が高いのだとか。2つの領域を設定したら、両者の対応している要素はどこにあるのかを照らし合わせ、 評価・検証を行います。

 このステップにおけるポイントは、ターゲットとアイデアを「借りる」ベース領域の 「類似性」を見つけることです。類似には「表面的な類似」と「構造的な類似」と呼ばれる2つのパターンがあるそう。後者の方がより類似性を探すのが困難ですが、その価値も大きいとされています。構造的な類似を見抜くためには、 2つの領域の関係・構造の基本パターン(並列関係、因果関係、大小関係、対立関係等)を頭に入れておくことが大切です。

 ここまで聞くと、アイデアの「借り先」を探すのは難しそう…と思った人もいるかもしれません。そんな人に著者がオススメしているプロセスの1つが、 「単純化」と呼ばれるもの。2つの領域を照らし合わせる際に、あなたの 目的に合う特徴をピックアップしてみてください。そして、挙げられた特徴を見極め、両者の共通点を探していきましょう。このように、 共通点を見つけるためには物事を抽象化することが効果的だと、著者は述べています。



 ビジネスの場合、同業界よりも他業界から知見を借りてくることが良いとされているようです。仕事のアイデアをプライベートでの遊びから得る人も多いみたいですね。違うジャンルからアイデアを「借りる」ことが、斬新な発想の秘訣。あなたも自分の会社や業界の考えに捉われず、外からアイデアを借りてきてはいかがでしょうか?

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