1. 投資人気の裏で怪しい動き…「バイナリーオプション取引」によるトラブルの相談が月100件超

投資人気の裏で怪しい動き…「バイナリーオプション取引」によるトラブルの相談が月100件超

 年々、投資人気は高まっています。現在、約2000万人以上もの人が投資を行なっており、しかしその反面、多くの投資に関するトラブルも発生します。最近では、「バイナリーオプション取引」という取引のトラブルの相談が多く寄せられているようです。

バイナリーオプション取引による被害多数

超短期の外国為替相場の上げ下げを予想する金融商品をめぐり、消費者トラブルが急増している。「簡単」「もうかる」といったインターネット上の広告や口コミが広がるが、各地の消費生活センターには「解約できない」といった苦情や相談が相次ぐ。

出典: 為替予想商品のトラブル急増 超短期の騰落「解約できない」 :日本経済 ...
 現在人気を集めている投資の一つに、バイナリーオプション取引があります。そもそもバイナリーオプション取引とは、為替や商品等の値段の上がり下がりを予想するだけの簡単な取引。予想に失敗したとしても、失う金額は始めに本人が投資した額を上回ることはないので、リスクの拡大が制限されているというメリットがあります。この仕組みが初心者にも分かりやすく、人気が高まるとともに、トラブルが多発しています。

何がトラブルを招くのか

こうした無登録の海外事業者の一部は、残金の返金を申し出てもそれに応じなかったり、免許証、公共料金の領収書、クレジットカードの両面写真など個人情報を大量に提出するよう顧客に要求したりしているようです。

出典: バイナリーオプション取引に関する相談急増、何がトラブルになっているの ...
 相談が寄せられたトラブルの多くは、「差額の返金に応じてもらえない」「解約が出来ない」というもの。さらに、この取引には基本的な個人情報やそれに関する質問事項への回答が求められますが、必要以上の個人情報の提示を要求してくるというケースも発覚しています。

 今回のトラブルの原因は、無登録の海外事業者。日本に登録されている業者であれば、金融庁の監督の下で公正な取引を行ないますが、無登録業者はそうではありません。その結果、多くのトラブルが発生するのです。

 というのも、日本では昨年からバイナリーオプション取引に関する規制が実施され、バイナリーオプション取引の手軽さが失われました。しかし、海外業者にはその規制が及ばないため、利益を目的にした海外業者が、金融庁の定める規定に満たないまま、無登録業者として多発することに。

 増加するトラブルの相談を受け、国民生活センターは無登録の海外業者との契約に注意を呼びかけています。投資を始める際には、その取引の知識はもちろんのこと、取引を行なう業者のこともしっかりと理解しておくことが、トラブルを防ぐ上で大切でしょう。

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