1. 仕事で凹んでも何も変わらない。今、仕事のミスを自身の成長へと繋げる『挫折力』が求められています

仕事で凹んでも何も変わらない。今、仕事のミスを自身の成長へと繋げる『挫折力』が求められています

出典:picjumbo.com
 仕事をしていれば、誰でもミスをするもの。問題は、その失敗経験をいかに自分の成長へと繋げるか、です。仕事のミスを恐れ、新しいことや未知の領域に積極的にチャレンジするビジネスマンが少ない中、失敗を恐れずアクションを起こせることは、この上ない強みとなるでしょう!今回は、仕事をしていく上で役立つ 「挫折経験」を積むことの重要性について、 『挫折力』という本と一緒に考えてみたいと思います。

重要な局面でこそ「挫折力」が問われる

 この本のタイトルにもある 「挫折力」とは、 失敗経験から生まれる、他の局面を打開するための力となること。「挫折」と聞くと多くの人はネガティブな印象を受けると思いますが、挫折とは 自分の能力以上のことに挑戦した結果なのです。経験した分だけ個人の ”伸びしろ”が大きくなり、それはやがて難所を切り抜けるための重要な武器となることでしょう!

 著者は、この挫折経験をなるべく 若いうちに繰り返すことをオススメしています。そのメリットとして挙げられるのは 「打たれ強くなる」「過去をリセットできる」「敗因を分析し、次の戦いに活かすことができる」「”自分”という人間がよくわかる」というもの。逆に失敗への恐れからくる挫折経験の不足は、仕事や企業の変化、改革という重大な局面において、命取りとなってしまいます。

「挫折力」が、頼れるリーダーをつくる

 会社を引っ張っていくリーダーにとって、最も難しいことは何だと思いますか?それは 「捨てる」決断です。企業経営では、力を入れるべき事業の「選択」と「集中」を見極める必要がありますが、これまで挫折を避け、 ぬるま湯に浸かっていた優等生は、捨てることに大きな抵抗を感じるもの。その迷いが意思決定のスピードを鈍らせ、取り返しのつかない事態に陥る原因に…なんてこともあるのです。

 ではこの挫折力、どのように養っていけばいいのでしょう?著者は、 自分がどんな役職においても、常にトップリーダーのつもりで考え、行動することが大切だとしています。

結局、機能する中間管理職になる最大の鍵は、トップリーダーのつもりで考え、行動することにあると思う。自分は「○×○×課」という名前の株式会社の社長。後ろにいる部長、いや社長でさえも自分の部下、手駒として利用する姿勢で仕事に臨めばよい。ますます管理職の孤独は深まるが、あなたの仕事ぶりは、一つ上の次元にシフトするはずだ。そして幸か不幸かさらに出世していっても、何も困ることはない。自然にトップリーダーへの道が開けてくる。

出典: 冨山 和彦 (2011) 『挫折力』



 失敗を恐れない、というのは難しいことだと思います。しかし、本当に怖いのは難しい局面において、意思決定を行うための判断材料となる経験が不足していること。挫折経験が、後のあなたを助ける武器となるのです!この挫折力を、若いうちから磨いておきたいものですね。

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