1. 約4割の部下が上司に対して「能力を引き出してくれない」と回答?!能力を引き出す人材育成のポイント

約4割の部下が上司に対して「能力を引き出してくれない」と回答?!能力を引き出す人材育成のポイント

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 あなたは部下の能力を最大限引き出せているでしょうか?自分の教育で部下の成長する姿を見られたらとても幸せなことですよね。でも実際のところ、部下の能力を効果的に引き出せている人はあまり多くないようです。人材育成企業のシェイクの調査によると、社会人5~24年目の43.1%が「自分の能力を引き出してくれる上司にまだ出会ったことがない」と回答しています。

 では、どのような人材育成をすれば部下の能力を効果的に引き出せるのでしょうか?

部下が思う、能力を引き出してくれる上司の特徴

 同調査によると、部下が思う「能力を引き出してくれる上司の特徴」として以下のようなものが挙がっています。

「優しくも、厳しくも率直なアドバイスをしてくれる」(50.6%)と答えた人が最も多く、次いで「よく声をかけたり、聞いてくれたり相談しやすい環境を作ってくれる」(36.1%)、「しっかり任せてくれ、最後は自分が責任を取る覚悟がある」(31.7%)と続いた。

出典:43.1%の人が「自分の能力を引き出してくれる上司に出会ったことがない ...
 ”上司は部下に対して厳しくあるべき”と考え、厳しくしすぎたり、逆に”厳しいことを言ったら嫌がられるのでは?”と考え、優しくしすぎたりしてしまう方も多いのではないでしょうか?でも部下の立場からすると、厳しすぎるのも優しすぎるのもあまり効果的ではないよう。

効果的な人材育成のポイントは”上から目線”ではなく”引き出す”こと

 上司という立場上、部下の教育をする際についつい”自分が部下に知識を与えなくては”と考え、上から目線になってしまいがち。でも、効果的に部下の能力を引き出している人ほど、”上から目線”ではなく、”引き出す”ことが上手な人なのではないでしょうか?誰かにものを教わる時、一方的に知識を与えられるよりも、話を聞いてくれて、自分が見えていない部分を引き出しながら教えてくれる人の方が親身になってくれていると感じますよね。

 実際に、若い女性ばかりのサッカーチーム、「なでしこジャパン」を率いて上手に能力を引き出しているのが佐々木則夫監督。佐々木監督の教育方法も”上から目線”ではなく、”引き出す”教育を行っている教育者の1人です。

上からでもなく下からでも横から見てあげることが大切である。前に立たせて話を聞くのではなく、物理的に横に座って話をするのも有効である。若い人を横から目線で見ることを意識しながら、彼らの気持ちになって話を聞いてあげ、観察し、相手が何を言おうしているのか、相手が言っていることの本当の意味は何かを理解してあげようと努めることである。

出典:若い人には横から目線で共感する - ITmedia エグゼクティブ
 大人数の若い女性を男性がまとめ上げるのはとても難しいことだと思います。なでしこジャパンの勝利の数々も、1人1人の話を聞いて能力を的確に見極め、最適なポジションに配置する、という佐々木監督の”引き出す”教育が導いた結果なのではないでしょうか?


 部下の能力を引き出してあげたい気持ちはあっても、どうしたらいいかわからず、とにかく知識を提供することに必死になってしまう上司の方も多いことと思います。”話を引き出す”ことを意識するだけで、部下の能力をグンと伸ばしてあげられるかもしれません。そのためには「日頃から部下をよく見る」ことが大切です。そういった地道な努力が出来る人ほど、部下と共に自分自身も成長することが出来るのです。効果的な人材育成で部下の成長する姿を見られれば、あなたのキャリア人生はより豊かなものになるのではないでしょうか?

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