1. LINE、「PINコード」設定義務化で不正ログイン防止へ 乗っ取り被害にどんな効果が?

LINE、「PINコード」設定義務化で不正ログイン防止へ 乗っ取り被害にどんな効果が?

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 今や現代人にとっての主要な連絡ツールとなったLINE。簡単にコンタクトが取れるために友達同士ではもちろん家族内でも活用したりと、なくてはならない存在になりつつあります。しかしその反面「乗っ取り被害」が横行する等、問題が絶えないことも事実です。

スマートフォン向けの無料通話アプリを提供する「LINE」は22日から、すべての利用者に対して、新たに4桁の数字の暗証番号の設定を義務化した。本人になりすましアカウントが乗っ取られる被害が相次いでいることから、本人確認を強める。

出典:LINE乗っ取り対策、4桁の暗証番号を義務化:朝日新聞デジタル
 相次ぐ乗っ取り被害の対策として今回LINEがとった施策は、「PINコード」という暗証番号設定を義務化するというもの。PINコード設定を義務化することで乗っ取り被害発生を防ぐことが期待されています。

 そもそもLINE乗っ取り被害は、乗っ取り犯が本人に成り済ましてLINEにログインをし、友人リストに登録されているユーザにメッセージを送ることで起こるもの。普段連絡を取り合っているはずの知人から、突如「プリペイドカードを買うのを手伝ってほしい」と頼まれるというもので、発覚件数は200件を超え被害総額は600万円以上にも上っています。

そもそも、なぜ乗っ取られてしまうのかという疑問はあるが、どうやら「断定はできていないが、外部サービスでの情報流失などで、メールアドレスやパスワード情報が第三者に取得され、それがLINEのログインに使用しているものと同一だった場合に、不正ログインが行われている」(LINE広報担当)とみられる。

出典:なぜ「LINE」で乗っ取り被害に遭ってしまうのか 回避策はあるの? | 東京 ...
 しかし、被害が拡大した現段階でも、アカウントが乗っ取られてしまう原因は定かではありません。外部サービスで情報が流失したことによってメールアドレスやパスワードが犯人の手に渡り、不正にログインされてしまうのではないかと予想されるにとどまっている現状です。

 その中で今回導入されたPINコード設定が、被害を防ぐ仕組みを以下で解説していきます。

「PINコード」は、LINEにログインしようとしている人が本人かどうかを確認するための4桁の暗証番号。電話番号の違うスマートフォンでログインする場合、PINコードの入力が必要になる。

出典:LINEでPINコードの設定が必須に-不正ログイン(乗っ取り)の被害拡大 ...
 今までの乗っ取り犯は、メールアドレスとパスワードの2つの情報を手に入れることで不正ログインをしてきたと考えられています。今回新たにPINコード設定を義務化することで、乗っ取り犯はメールアドレスとパスワードに加え、PINコードも入手することが新たに必要となるのです。その結果、セキュリティの強化に繋がると期待されています。

 時代の変化と共にこうした犯罪の手口も巧妙になり、対策を講じれば新たな手口といたちごっこになっています。時に、インターネットを利用した犯罪は思わぬところに落とし穴があるもの。利用する際にはどこに危険が潜んでいるか判断し、自分の身は自分で守ることが必要です。

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