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経理部だって利益を生める!?ホリエモンがライブドア時代に行った、社員の気を引き締めるワザ

野口直希

2014/09/29(最終更新日:2014/09/29)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。ここでホリエモンが、組織のモチベーションをビシッと維持する方法を語っています。

 会社には様々な部署がありますが、すべての部署が高いモチベーションで仕事をしているわけではありません。特に事務系の仕事はノルマが立てづらいため、つい自分たちのペースで仕事をしてしまいます。これを改善するために、ホリエモンはライブドア時代にある施策を行っていました。

「管理部だって収益を出そうよ!」

  「堀江貴文のQ&A vol.377~社内で稼ぐ!?~」で取り上げた質問は、「ホリエモンがライブドア社内に作ったコンビニ『レストドア』の月間売上が250万円以上もあるという記事を読みました。さらなる展開もできそうな事業ですが、『レストドア』独自の工夫や発想はあったのでしょうか?」というもの。

 この質問にホリエモンは、「特別なことはしていません。普通のコンビニを経営するだけでも管理部に収入が入るので始めました。むしろ、なんで他の会社がやらないのか不思議なんだよねぇ……」と回答。社内コンビニ『レストドア』は、管理部が収益を上げるために始めた事業だったそうです。当時のオフィスは六本木にあったため、近所のコンビニ行くだけでも5~10分かかっていました。その時間を丸々節約でき、しかも2000人近い社員が頻繁に利用してくれるので、ライブドアに絶大なメリットをもたらしたそうです。

 ホリエモンは当時、管理部だけでなく、「すべての部署が稼がなければいけない」というコンセプトをとっていました。そのため、管理部はホリエモンのメディア露出で収益を得たり、経理部は社員用の保険を行ったりしていたそうです。なぜそんなことをしていたのかというと、「すべての部署が収益を出そうとすることで、仕事への意識が高まるから」だそうです。

 会社組織は、必ずしもすべての部署がノルマを追いかけなければならないわけではありません。とはいえ、発破をかけないとダレるのが人間というもの。少し前には、用途が決まっていない情報を管理する役所の仕事が、大変ずさんになっているという事件もありました。常に目標を掲げておくことで、1人1人がより良い方法を考えるようになるのかもしれませんね。

  「堀江貴文のQ&A vol.377~社内で稼ぐ!?~」では、ホリエモンが株式会社WILDMAGIC代表取締役の土橋仁さんと一緒に、仕事後の楽しみについても語られています。金曜日の夜には多くのサラリーマンが、WILDMAGICのアウトドア施設を利用しているそうです。仕事直後のバーベキューで汗をかけば疲れも一気に流せそうですね。仕事の息抜きに、ぜひ見てください!



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