先日、仕事を続けながらベンチャーに参画できるサービス「 サンカク」を紹介したところ、大きな反響があった。あの ホリエモンもこのサービスに注目しており、「みんなの自由な働き方を支援するシステム」とコメントしている。
そこで今回は、このサービスを実際に使っている企業に、どんな反響があったのか、「サンカク」にどんな期待をしているかなど、生の声をうかがうことにした。
今回お話をうかがったのは、古民家やライブハウス、島(!)といった複数人が集まれるスペースと、合宿やパーティなどで広い空間を使いたい人とのマッチングサービス「 スペースマーケット」を運営する、 株式会社スペースマーケットのCEO・重松大輔氏(上写真)。今年の1月にできたばかりのバリバリのスタートアップ企業をさらに加速させている重松氏は、「サンカク」をどのように感じているのだろうか。
仕事を辞めずに、成長企業の経営にサンカクできるサービス「サンカク」
サンカクは、現職を辞めずに、社外の経営や事業に触れることができるディスカッション参加サービス。サンカク募集中のディスカッション案件を確認して興味があったらコンタクトしてみましょう!会員登録無料。
ベンチャー企業は、色々な人の知見を欲しています
「サンカク」を利用して、ディスカッションパートナーを募集するに至った経緯を教えてください。
(※ディスカッションパートナー…「サンカク」では、応募者のことを「ディスカッションパートナー」と呼ぶ。ベンチャー企業の営業やマーケティングの戦略をディスカッションしながら一緒に考えてほしい、という募集案件が多い)
重松:弊社は創業間もないベンチャー企業なので、 色々な業界・職種の人の知見が欲しいと思っていました。そんな時に「サンカク」を知って、飛びついたという感じです。「サンカク」は、開発担当者であるリクルートキャリアの秋山貫太さんと モーニングピッチで知り合い、「実は、新規事業を立ち上げるんです」とうかがいました。そこで「 これはよさそうだな」と思って、参加させていただきました。
(※モーニングピッチ…ベンチャー企業と大企業の事業提携を生み出すことを目的としたプレゼンテーションイベント。毎週木曜日の朝7時から開催されている)
ディスカッションパートナーを募集するに至ったときに、「サンカク」にはどのような期待をしていましたか?
重松:我々のリソースではなかなかカバーできない部分について、様々な企業に所属する方から よいナレッジをいただけるのではないかと考えていました。あとは、 ゆくゆくは採用活動や弊社のブランディングにもつながるかな、と。
予想以上の応募人数に驚きました
実際に「サンカク」を利用してどんな反応があったか、具体的に教えてください。
重松:まず、 予想よりも多い人数の応募があって驚きました。約2週間で14人の方から応募がありました。みなさんの勤務先は様々で職業領域も幅広く、色々な意見をいただけるのではと期待しています。
( 株式会社スペースマーケットが運営する「 スペースマーケット」。様々な種類のスペースが見られる。ぜひ一度利用してみたい!)
「サンカク」から参画してくれるビジネスマンは、仕事に対してポジティブな印象
サンカクを使ってみて、どんなメリットがあったと感じていますか?
重松: 今までなかなかお会いできなかったような方とコンタクトをとれるのが大きなメリットですね。自分のコネクションや、イベントで接点を持った方とは違うインパクトがあります。
なおかつ、 我々 にすでに興味を持っていただいているのでやりやすいです。我々のサービスを知った上でアプローチをしていただいているので、ある程度スクリーニングされている訳ですから、打率が高いんじゃないかと。恋愛にたとえると、見向きもされない女の子を追っかけるのではなく、ある程度好意を持たれている女の子を口説ける、みたいな感じでしょうか(笑)。
また、応募していただいた方は、すでに自分の仕事があるわけですよね。さらに他の仕事に参加したいと思われているということは、 働くことに対してポジティブでエネルギッシュな方だと思います。だから、そういう人に出会う機会が得られてよかったと思っています。
(スペースマーケット以外にもたくさんの刺激的なベンチャー企業が、あなたの参画を待っている!)
「サンカク」そのものや、「サンカク」を通じてお会いする方に対して、今後期待していることはありますか?
重松:まず、 みなさんがそれぞれ持っている知識や経験を我々におすそわけしてほしい。そして ベンチャーに力を与えてほしい。我々は立ち上げたばかりのベンチャーなので、猫の手も借りたい状態です。とはいえ、お金がないので採用ができるわけでもない。だから、こういうサービスは非常に助かります。助けていただいて、そしてあわよくばいい人がいたら採用したい。
だから、 「サンカク」と採用をからめてもいいかもしれないですね。我々には基本的に、いきなり雇うのではなく、何かしらご一緒した方から採用したいという考えがあります。なぜかというと、書類と面接による既存の採用方法だとリスクが高すぎる。例えば面接だけ上手い方もいらっしゃいますからね。ベンチャー企業で人数が一桁しかいない時に、そういう人を採用してしまうのはあまりにもリスクが高いんです。
実は、立ち上げ当初から「スペースマーケット」に興味を持ってくださっていて、手伝いたいという方はたくさんいらっしゃったんですよ。そこで、その中の何人かに手伝っていただいていたんです。ところがどんどん脱落していくんですよ。「合わない」「こんなにハードだとは思わなかった」などの理由ですね。あと、我々としても「ちょっと違うな」と思うこともありました。
「サンカク」には 幅広い分野のナレッジを持った方が来てくださる手応えがあるし、ディスカッションしていくうちに弊社のカルチャーも理解していただける。だから、 いざ採用となったらスッとできるんじゃないかな。これから、採用はそういう形にシフトしていくんじゃないでしょうか。
ベンチャー企業への「参画」だけでなく、新しい採用のかたちまで見えてきた今回のインタビュー。「サンカク」はベンチャー企業を対象としたサービスだが、人手不足や人材のミスマッチに悩む大手企業にも広がる可能性を感じた。
現職を辞めることなく、ベンチャー企業の事業に参画できる「サンカク」。あなたの力を必要としている企業はたくさんある。まずは、サイトからディスカッションパートナー募集案件を見てみてはどうだろうか?
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今回お話をうかがった企業
会議室・合宿所・パーティー会場などを探している人は必見!場所・人数・予算に合わせた様々なかたちのスペースを簡単に見つけられるサービス「スペースマーケット」を運営している。
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