1. 『一瞬で人を動かすハーバードの技術』とは?相手の心を掴む「ひと言」を生み出す秘訣

『一瞬で人を動かすハーバードの技術』とは?相手の心を掴む「ひと言」を生み出す秘訣

出典:www.pexels.com
 営業、商談、プレゼン…。ビジネスの現場では相手に商品やサービス、または自身をPRする機会が数多く訪れます。しかし、ただ説明だけをクドクドと話していても、話を聞く相手の心は動きません。聞く者のハートをガッチリと掴んで離さないためには、 「ひと言」の技術と呼ばれるものが必要なのだそう。

 この「ひと言」の技術を教えてくれるのは、数多くのエリートを輩出しているハーバード大学の人気講師。 『一瞬で人を動かすハーバードの技術』という本から、あなたもハーバード流「伝え方」の極意を学びましょう!

私達は「ひと言」にハートを掴まれている

 思えばこれまで、私達は数々の 「ひと言」によって心を動かされてきたのではないでしょうか?その1つがキング牧師の 「私には夢がある(I have a dream)」という有名なスピーチ。この演説の優れている点は、 ビジョンを表すひとつの文(I have a dream)に軸を置いていること。大切なのはたっぷりと話すことではありません。 焦点を絞り、聴衆を気にかけ、シンプルかつ明快なものが聴衆には好まれるのです。ちなみにこのキング牧師のスピーチ時間は、わずか16分だったそう。

 著者が言う「ひと言」とは、 相手を動かすための、あなたのメッセージの中でこれ以上削れない部分のこと。リアルやネット、誰もが日々様々なメッセージを浴びせられている世界では、 聞き手はメッセージ1つ1つを記憶できません。その中で相手の心を動かすためには、自分自身のメッセージをシンプルに述べる必要があるのです。

 色々伝えたとしても、相手が記憶しているのは結局中核になる「ひと言」だけということもあるでしょう。それならば、 伝えたいメッセージの本質が詰まった「ひと言」を相手に届けることができる人が強いと言えます。著者はメッセージを「ひと言」としてまとめると、 「目標がきわめて明確になる」「他の人に話す時に自信を持てる」「交渉、売り込み、経営がよりうまくできるようになる」「他の人があなたの知識を利用しやすくなる」といった4つの重要な効果が得られる、と述べています。

強い「ひと言」を生み出す秘訣

 キング牧師のように、成功するメッセージには 「単純さ」「適切さ」「繰り返し」という3つのポイントが含まれているそうです。まず大前提として、あなたの発する「ひと言」は 誰もがイメージしやすいものでなくてはなりません。理解しやすく、希望に満ちていて、話し手がそれを熱心に信じている、これが相手のハートを掴む「ひと言」となるのです。

 また「ひと言」を選ぶ際、 ライバルと同じようなメッセージにならないように注意しましょう。伝えたいメッセージが被ってしまえば、聴衆は両者の違いがイメージしづらくなってしまいます。せっかく力強い言葉を選んでも、被ってしまったせいで半減…なんてことのないよう、気をつけてください。

 これらの点に注意した上で、話し手はその「ひと言」を 何度も繰り返し口にするのです。聴衆は次第にその言葉が頭から離れなくなるほど、強く印象付けられることでしょう。



 長々と話すよりも、力強い「ひと言」を印象付けることが、相手の心を動かす秘訣。「自分は何を伝えたいのか」ということを再確認し、それをシンプルな言葉に言い換えてみましょう。聴衆の誰もがイメージできる、あなただけの「ひと言」を見つけてくださいね!

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