1. 大阪都構想に進展!?自民党大阪府連が橋下市長の掲げる大阪都構想への対案を提出

大阪都構想に進展!?自民党大阪府連が橋下市長の掲げる大阪都構想への対案を提出

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 橋下市長が代表を務める大阪維新の会。そんな大阪維新の会と橋下市長が推し進めようとしている「大阪都構想」ですが、実はこの問題は大阪府民だけではなく、国民全体に関わっています。維新の会は大阪都構想を最終的には道州制につなげていきたいと考えているため、大阪都構想が前進すると私たちの「県」がなくなってしまうかもしれません。そんな大阪都構想に今回、新たな動きが。

自民党大阪府連は20日午前、大阪市をなくして五つの特別区に再編する大阪都構想の対案を出す方針を決めた。大阪府と政令指定市の二重行政の解消のため、知事や市長、各議会議員で政策調整を行う「大阪戦略調整会議」を設置する内容。条例案を各議会に提出し、年内の可決を目指す。

出典:大阪都構想「対案」条例案提出へ 自民府連が各議会に:朝日新聞デジタル
 自民党大阪府連は、橋下市長らが注力する大阪都構想に対して対案を出す方針を決定しました。具体的には、大阪都構想を推進するために各首長たちが政策を調整する場である「大阪戦略調整会議」を設けることが記載されています。この会議を設けることによって、議論を前進させようという狙いです。

 そもそも大阪都構想とは、現在ある大阪市を廃止してそこに特別区を設けようというもの。それを行うことで大阪府と大阪市の二重行政を解消出来ることが期待されているのです。つまりは、費用の無駄遣いをなくし、住民のためのサービスが円滑に迅速に出来るようにすることが大阪都構想の狙いです。

 ただ、以前は「大阪都構想」という言葉を耳にする機会が多かったですが、今ではあまり耳にすることはありません。大阪都構想は現在、どのようになっているのでしょうか。

新藤義孝総務相は2日午前の閣議後会見で、大阪市を廃止して特別区に再編する大阪都構想案を認める意見を出すことを表明した。これを受け、都構想案を大阪府・市両議会に提出する環境が整う。

出典:総務相、大阪都構想案を容認 強引な手法には苦言:朝日新聞デジタル

 実は最近、大阪都構想の前進とも言える出来事が起こりました。大阪都構想の設計図である議定書を法務省に提出したところ、問題はないとして承認され、国によって大阪都構想への着手が認められました。これを受けて維新の会は今後、府・市両議会での議論を進めていく方針です。

「関係者の間で真摯な議論を」と求める新藤総務相名の助言書も渡し、与野党の対立で混乱が続く府・市両議会の現状に苦言を呈した。

出典:大阪都構想協定書を「容認」 総務相、法定協会長に :日本経済新聞
 一見前進すると見られる大阪都構想ですが、大きな不安要素が残されています。それは、維新の会の単独行動。法務省に提出した議定書は単独で案を決定したものだと言われており、さらに現在の大阪府・市議会の中で与野党が対立していることから、十分な議論が行われるかが問題です。

 しかし、自民党によって提出される対案によって話し合いの場が確保され、維新の会の間だけではない議論が進められることになる見通しであるため、維新の会の一人歩きは解消されると考えられます。今後の橋下市長と維新の会には、十分な議論を行い、合意の形成を行う地方自治の本旨に従うことが求められていくでしょう。

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