1. 世界中の経営者が注目! 働き方の未来を予測する「リンダ・グラットン」とは?

世界中の経営者が注目! 働き方の未来を予測する「リンダ・グラットン」とは?

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by Cydcor
 時代をつくる経営者は、あらゆる書籍によく目を通す。世界中の経営者から熱い視線を集めるのが、「リンダ・グラットン」という人物。名前を聞いたことはあるかもしれませんが、果たして彼女はどのような人物なのだろうか?

リンダ・グラットンとは?

 リンダ・グラットンはロンドン・ビジネススクール教授で、経営組織論の世界的権威。2011年には、経営学界のアカデミー賞とも称されるThinkers50ランキングのトップ12に選ばれている。フィナンシャルタイムズ誌では「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」に選ばれている。組織におけるイノベーションを促進するホットスポッツムーブメントの創始者でもある。

リンダ・グラットンの著書

 リンダ・グラットンの思想にイチ早く出会えるのが彼女の著書。著作は20カ国語以上に翻訳され、世界中のビジネスマンのバイブルでもある。彼女の著作から代表作を紹介しよう。

ワーク・シフト(2012年)

 日本でもベストセラーとなった『ワーク・シフト』は新しい働き方の礎となる書籍だ。

働き方革命は、あなたから始まる。
否応なくグローバル化されるビジネス環境において、誰と、どこで、どうやって働きたいか。これからはそれを主体的に選ぶことが可能な時代である。人口、テクノロジー、エネルギー、都市化など、あらゆる角度から近未来の働き方を予測し、複数の選択肢を提示した話題の書。

出典:ワーク・シフト | 書籍&雑誌 | PRESIDENT STORE

未来企業(2014年)

 リンダ・グラットンの最新刊が『未来企業』。『ワーク・シフト』が個人向けであれば、『ワーク・シフト』は企業向けの書籍だ。

本書『未来企業』はいわば、『ワーク・シフト』の企業バージョンです。
未来の世界をかたちづくる要因が、企業とそこで働く人々にどんな影響を及ぼすのか。企業は今後、どのような活動にどのような方法を持って取り組むべきか。どのような企業文化がもっとも望ましいのか。これから企業を導いていくリーダーに求められる条件とは何か。
本書は、これらの問いについての私の答えです。
――リンダ・グラットン

出典:未来企業 | 書籍&雑誌 | PRESIDENT STORE

働き方の礎となる、『ワーク・シフト』の3つの転換

 『ワーク・シフト』のポイントとなる3つの転換を、彼女の言葉とともに紹介しよう。

1:自分に価値を付加するためにできることは何か

これからはジェネラリストへの需要は激減します。なぜなら、浅い知識や分析は、テクノロジーが代替してくれるようになるからです。深い知識や高度な専門技能がなければ、仕事がなくなってしまいます。

出典:『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と ...

ひとつの専門技能にこだわるあまり、広い視野を失うのもまたリスクです。専門分野に隣接する分野に移動するとか、新しい分野に挑戦するなどしながら複数の部門のスペシャリストになることが、あなたの価値を高め、選択肢を広げます。

出典:『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と ...

2:他者とのネットワーク作り

個人対個人で競争するのではなく、他者との共同作業を通じて真のイノベーションが生まれます。

出典:『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と ...

一方で、インターネット環境が整えば整うほど、生身の人間との接点が減ってしまうというマイナス面もあります。自分がやすらぎを感じることのできる人間関係を持つことも大切なシフトです。

出典:『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と ...

3:お金を稼ぐことを情熱や満足感を得られる経験を生み出す行為に変化させる

私たちは、テクノロジーのイノベーションによって、働き方も働く場所も自分で選べるようになりました。生活の大半を仕事に吸いとられる必要はなくなったのです。これがいちばん難しいシフトかもしれませんが、消費による満足感は、長続きしないことがわかっています。

出典:『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と ...

働くことを拡張させる言葉

 リンダ・グラットンの視点は、私たちが普段感じている小さな働き方への変化を明確に提示してくれ、未来へのヒントを与えてくれる。彼女の考えを自分自身に落とし込んだらどうなるか。きっと今までの考えとはまた違う景色が見えてくるはずだ。だからこそ、全ビジネスマンに触れてほしいと思う。

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