1. 『あのサービスが選ばれる理由』売れるサービスをつくりたいなら、消費者の思考パターンから

『あのサービスが選ばれる理由』売れるサービスをつくりたいなら、消費者の思考パターンから

by Alan Cleaver
 目に見える、手に取れるモノと違い、実体のない「製品」であるサービス。世の中には数多くのサービスを売りとしている企業がありますが、成功しているサービスとそうでないものには大きな差があります。選ばれるサービスとなるためには、どのようなことをすればいいのでしょうか?『あのサービスが選ばれる理由』という本が、売れるサービスとなるためにすべきことを教えてくれます。

 著者によれば、多くの人に選ばれるサービスとなるためには消費者の思考パターンを読み解く必要があるそうです。マーケターの多くは、消費者は費用対効果を考え、他社のサービスと比較し、よりよいものを論理的に選んでいると思っているはず。しかし現実には、複数の業者のサービスの違いを吟味した上で合理的な判断を下せる消費者は決して多くないのです。消費者が何を思って購入に至っているのかを把握することが、売れるサービスとなるためのカギとなるでしょう。

 消費者の思考パターンの1つとして、モノ・サービスに関わらず人は何かを選ぶ時、自分に一番馴染みのあるものを選ぶ傾向があるそうです。外で食事する際、新しいお店にチャレンジせず結局行きつけのお店に入ってしまうのも、こうした思考パターンによるものでしょう。また人間には「属性を忘れる」という特性もあるため、悪い印象でもいいから知ってもらう方がマシなんだとか。つまり、会社・サービスの名前を覚えてもらうことからビジネスが生まれるのです。

 そこで失敗しないネーミングのコツは、消費者の脳が1番覚えやすい「珍しいもの、五感に訴えるもの、独創的なもの、目立つもの」にすること。意味のないものは人の記憶に残らないため、意味のない頭字語などは覚えられなくて当然。独自性ある会社だと思ってもらうことは、消費者の心を掴むのに欠かせません。安易に頭字語などでネーミングするなど、ありふれた名前を付けることは避けましょう。
 
 この本では売れるサービスを生み出すための、消費者の思考パターンを学ぶことができます。目で見ることができないサービスこそ、売るためのマーケティングが重要。常に顧客に意識を向けることが、人気サービスとなるための秘訣のようですね。自社のサービスが多くの顧客に選ばれるために、この本からマーケティングのコツを学んでみてはいかがでしょうか?

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