1. 古河電池の株が急上昇!水さえあればOKの便利すぎる防災用品が話題に

古河電池の株が急上昇!水さえあればOKの便利すぎる防災用品が話題に

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3日の東京株式市場で、古河電池が朝方からストップ高の1390円(300円高)に達し、4営業日連続のストップ高となった。8月29日に発表した「水を注ぐだけで発電する非常用電池」が引き続き材料になっており、防災関連の需要を見込んで、投資家の買いが入っている。

出典:古河電池が4日連続ストップ高 水で発電する電池に引き続き注目 - MSN ...
 今月、古河電池の株が急上昇しました。なんと4日連続で、株価の値幅制限の上限まで達する「ストップ高」となったのです。

 古河電池のこの人気は、水さえあれば発電できる「マグボックス」という電池が話題になっているからです。あまりの便利さに人気を呼んでいるわけですが、具体的にどのような電池なのでしょうか。

開発した蓄電池「マグボックス」は、電極材料にマグネシウムを使う「金属空気電池」の一種。(中略)約2リットルの水を入れると、300ワット時の電力を取り出すことができる。水を入れるだけで最大5日間駆動するため、災害時の緊急用電源に適している。

出典:古河電池が蓄電池、災害時、水を入れ電源に、スマホ30回充電 ...

 マグボックスは非常時用に作られた電池で、2リットルの水を注ぐだけでスマホ充電30回分にあたる300ワットも発電をしてくれる優れもの。世界初の紙製の電池であることや1.6Kgと軽量、注ぐ水は海水や尿でも可能など多くの魅力を備えており、注目が集まっています。今年の12月には発売が予定されており、価格は約1万円程度です。

 それにしても、水だけで発電できるなんて不思議ですよね。発電の仕組みはどうなっているのでしょうか。

非常用マグネシウム空気電池の「マグボックス」は、マグネシウムを負極物質、空気中の酸素を正極物質とし、水や海水を投入して発電させる電池。大容量で長期間保存可能で、非常時に水を入れるだけで、多くの携帯機器に電力を供給することができる。

負極に用いるマグネシウムは塩水に溶けやすく、原子が放出する電子の量も多いため発電効率が向上する。正極で酸素の反応を活性化させる触媒として従来はプラチナやレアメタルを使用していたが、古河電池の独自技術により、レアメタルを使用しない酸素還元触媒を使用することでコストを削減した。

出典:古河電池と凸版印刷、紙製容器の非常用マグネシウム空気電池を共同 ...
 マグボックスの仕組みを大まかに説明すると、水を注ぐと内臓されている金属マグネシウムが水酸化マグネシウムに変わり、その際に発生した電子を利用して発電しています。正極は空気中の酸素、負極はマグネシウムとなっているようです。

 上記のような仕組みを採っているために、マグボックスは使い捨て電池となっています。


 
 通常、電池というものは長期間経つと自然発電してしまって劣化してしまいますが、マグボックスは水を入れない限りは長期保存が可能です。使い捨て電池ではあるものの、マグボックスが便利であることは誰もが納得でしょう。

 実は、マグボックスは被災地である福島県で作られたものです。震災時の経験を生かし、開発がされたわけです。今後、非常用として活躍されることが全国で期待されています。

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