1. 「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いとは? 敬語のマナーとして気をつけたい意味の違い

「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いとは? 敬語のマナーとして気をつけたい意味の違い

「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いとは? 敬語のマナーとして気をつけたい意味の違い 1番目の画像

 「お疲れ様です」「ご苦労様です」。

 似ているように思える2つの言葉だが、意味が異なる。

 本記事では「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いと正しいマナーを考えてみたい。

 目上の人と接するビジネスシーンで「お疲れ様です」「ご苦労様です」を誤用して、マナー違反にならないように気をつけよう。

「お疲れ様です」「ご苦労様です」どちらも部下が使うとマナー違反?

 正しい日本語の意味としては、「お疲れ様です」も「ご苦労様です」も目上の者が目下の者に対して使う言葉。

 そもそも「お疲れ様です」も「ご苦労様です」も、目下の者が目上の者に使うべきではない言葉だったのだ。

「お疲れ様です」「ご苦労様です」はねぎらいの言葉

 これは、旧来の伝統的な日本の価値観において、目下の人間が目上のものにねぎらいの言葉をかけること自体がそもそも失礼であるという考え方があったためだ。

 テレビ番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)内で、タモリが「お疲れ様です」は目上の者に使ってはいけないと指摘し、波紋を呼んでいた。

 この時、タモリも“ねぎらいの言葉”としての「お疲れ様です」の使い方を問題視していたようだ。

 現代のビジネスシーンでは、「お疲れ様です」は挨拶の言葉にもなっている。“ねぎらいの言葉”という使い方には、少し違和感を感じてしまうかもしれない。

ビジネスマナー的に、部下は「お疲れ様です」を使うのが正しい

 ビジネスマナーの一つの基準となりうる「秘書検定」では、どういう使い分けをしているのだろうか?

秘書検定では目下→目上「お疲れ様です」、目上→目下「ご苦労様です」

 秘書検定では、目下から目上に対しては「お疲れ様です」、目上から目下に対しては「ご苦労様です」を使うのが正しいと明記されている。

 一般的なビジネスマナーとしても、目上の人に「ご苦労様です」というのはマナー違反となるようだ。

 つまり、上司には「ご苦労様です」というのは控えたほうがよいということになる。上司に対しては「お疲れ様です」という挨拶にしておこう。


 ここでは、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いについて紹介した。

 ビジネスマナーにおいて、「お疲れ様です」は目上の人に対して、「ご苦労様です」は部下に対して使うという違いがある。知らなかったという方は、「ご苦労様」の使い方には十分気をつけてほしい。

 「お疲れ様です」については、すでにビジネスマナーとして浸透している。使い慣れている言葉かもしれないが、ねぎらいの言葉としてではなく、挨拶として「お疲れ様」を使おう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する