1. 「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いとは? 敬語のマナーとして気をつけたい意味の違い

「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いとは? 敬語のマナーとして気をつけたい意味の違い

by Stefan Baudy
 
 「お疲れ様です」と「ご苦労様です」。意味は似通っていますが、使うシーンやシチュエーションが問われる言葉ですよね。この「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の二つは、少し意味が違い、誤った使い方をしているとマナー違反になってしまう恐れがあります。

 最近では、テレビ番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)内で、タモリが「お疲れ様です」は目上の者に使ってはいけないと指摘し、波紋を呼んでいました。実際、上司や取引先などが関わるビジネスシーンにおいて、「お疲れ様です」「ご苦労様です」のマナー違反は、大きなミスです。そうならない為にも、ここでは「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いを考えてみたいと思います。

もともと両方共、部下が使うとマナー違反!? 

 正しい日本語としては、「お疲れ様です」も「ご苦労様です」も目上の者が目下の者に対して使う言葉であり、どちらも目下の者が目上の者に使うべきではないとのこと。タモリも「お疲れ様」「ご苦労様です」問題のこの点を指摘していました。

 これは、旧来の伝統的な日本の価値観において、目下の人間が目上のものにねぎらいの言葉をかけること自体がそもそも失礼であるという考え方があったためです。現代のビジネス社会では、「お疲れ様です」は挨拶の言葉にもなっているので、少し違和感を感じてしまいますね。

ビジネスマナー的には部下は「お疲れ様です」が正しい

 ビジネスシーンでのマナーの一つの基準となりうる「秘書検定」では、どういう使い分けをしているのでしょうか? 秘書検定では、目下から目上に対しては「お疲れ様です」、目上から目下に対しては「ご苦労様です」を使うのが正しいと明記されています。一般的なビジネスマナーとしても、目上の人に「ご苦労様です」というのはマナー違反となるようです。

 つまり、上司には「ご苦労様です」というのは控えたほうがよいということになりますね。ここは「お疲れ様です」という挨拶にしておきましょう。


 ここでは、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いについて紹介しました。ビジネスマナーとしては、「お疲れ様です」は目上の人に対して、「ご苦労様です」は部下に対して使うという違いがあるので、気をつけたいところですね。「お疲れ様です」の使い方については、もうビジネスマナーとして浸透しているものではあるので、あまり気を使わなくていいかもしれません。

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