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ビジネスマンなら習得必須のスキル! シチュエーションによって使い分けたい3つのお辞儀の種類

藍原優

2014/11/07(最終更新日:2014/11/07)


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by rabiem22
 相手に対する敬意を示すために用いられるのがお辞儀です。お辞儀はビジネスマナーの基本であり、お辞儀がきちんとできることは、一人前のビジネスマンの第一歩とも言えるでしょう。
お辞儀には種類や角度など様々な種類があり、お辞儀をする相手やタイミングによって使い分ける必要があります。お辞儀の種類を学んで、ビジネスマナーを身に着けたビジネスマンを目指しましょう。ここでは、お辞儀の種類について紹介していきます。




日常的な挨拶では軽く「会釈」をしよう

 
お辞儀の中でも気軽に使うものが会釈です。会釈は、ちょっとした日常的な挨拶や道で人とすれ違う時などに用います。会釈をする時の体の角度は、15度が理想とされています。15度というのは、頭を下げても体をそれほど大きくたたまない角度です。視線が自然と下に向けられる程度の角度ですが、頭だけを動かしてしまうと見苦しい姿勢のお辞儀になってしまいます。
軽い会釈であっても、両手を体の側面にピッタリと揃え、腰を折って全身でお辞儀するのが正しいやり方です。頭だけを下げたり、視線が前を向いたりしている会釈は、かえって相手の印象を損ねてしまいます。
会釈は日常的な挨拶として用いられています。オフィスの廊下ですれ違うときに、会釈をするように心がけましょう。


スタンダードで、最も多くの場面で用いられる「敬礼」

 

敬礼はお辞儀の種類の中でも、もっともスタンダードとされています。
敬礼の角度は30度前後で、会釈よりも大きく体を傾けることで相手に対する敬意を示します。両手は体の左右に揃え、目線は自然な角度で下に向けておきましょう。1メートル程前に視線を向けるようにすると、相手の足元が目に入って動きを確認しながらお辞儀をすることができます。


 敬礼は会釈よりも改まったお辞儀で、顧客の送迎や取引先に対する挨拶、正式な場でのお辞儀として用いられます。背中を丸めてしまうと格好悪くなってしまうため、背筋はぴんと伸ばしたまま、腰をしっかり折るときれいな敬礼をすることができます。
一般的には2、3秒程度姿勢を維持してから体を戻すのが正しい敬礼とされています。上体を起こすタイミングにもしっかりと注意を払いましょう。




相手に特別な敬意を示すときには「最敬礼」

 

お辞儀の種類の中でも、もっとも敬意が高く丁寧なお辞儀が最敬礼です。
最敬礼は体を45~60度程度まで体を傾けるお辞儀で、かなり低い位置まで頭を下げることになります。体を大きく動かさなければならないお辞儀であるため、あまり早いスピードで敬礼の姿勢を作ってしまうと、不格好に見えてしまいます。心の中でゆっくりと3秒ほど数えながら体を動かすと、適度なスピードで最敬礼をすることができます。

 
最敬礼は、社長や重役などに敬意を示す場合に用いられています。また、何かミスの謝罪をする場合に、深い謝罪を表すことができます。相手に対しての敬意やミスの謝罪を表す、非常に大切なお辞儀と言えます。






 お辞儀の種類を紹介しましたが、種類によって用いるシチュエーションが異なります。それぞれのお辞儀の角度や使うべきシチュエーションをしっかりと覚え、ビジネスマナーを習得しているビジネスマンになりましょう。

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