1. 『ぼくがジョブズに教えたこと』で語られた、ジョブズのような「才能」集まる会社をつくる方法

『ぼくがジョブズに教えたこと』で語られた、ジョブズのような「才能」集まる会社をつくる方法

by Rintaroh
 数え切れないほど多くの企業がある現代社会において、自分の会社が生き残るためには他社にないユニークな創造性が必要。それには、アップルにおけるスティーブ・ジョブズのような「才能」ある人材が欠かせません。次世代のジョブズのような「才能」を発掘するためにはどうすればいいのでしょう?無名時代のジョブズを雇い入れ、その才能を開花させたノーラン・ブッシュネル氏の著書 『ぼくがジョブズに教えたこと』が、多くの「才能」が集まる会社づくりのコツを伝授してくれます。

 「才能」を集めるためにはまず 職場全体を「広告」にすべきです。優れた会社というのは、それ自体が年中無休の広告。アーケードゲームの会社であるアタリのロビーは、社員にもゲームを楽しんでもらうべきという考えから、「静かなのが当たり前」という他社のロビーに反しゲームセンターのようになっていました。社員は皆楽しく遊び、その話を友達に語りまくってくれたそうです。会社のイメージは必ず、 採用広告ネガティブPRのどちらか。会社自体を広告ととらえ、適切に構築すれば、顧客としても従業員としても、クリエイティブな人々が集まってくる環境を維持することができるでしょう。

 また社内の規則をガチガチに固めてしまうことは、「才能」が離れていく原因となってしまいます。著者によれば、クリエイティブな人々というのはネコの群れのようなもの。無理に管理してやる気を失わせるような規則など作らず、 斬新で柔軟な方法で運営する組織とした方がいいでしょう。優れた仕事環境とフレキシブルなガイドラインさえ提供すれば、彼らは素晴らしい成果をあげてくれるはず。

「本当にクリエイティブな人には、ある程度、知的に横暴な面がある。たとえばスティーブ・ジョブズは、自分の上司は基本的にまぬけばかりだと考えていた(もちろん私もそう思われていたひとりである)。

  そういう人を相手に頭の良さを競っても意味がない。コンテストではないのだから。大事なのは、彼らが新しいなにかを必死に創造するよう後押しすることだ。そのためには、まぬけと思われるような言動をしないほうがいい。

出典: ノーラン・ブッシュネル/ジーン・ストーン (2014)『ぼくがジョブズに教えたこと』

 そして会社に貢献してくれる人物を選ぶ際、最も重要な基準は 「情熱」の有無。会社のやり方なら教育で身につけさせられるが、情熱をもたせることはできません。逆に情熱さえあれば、それをうまく利用して目標に向かって進むことができるのです。著者によれば、情熱を持った人物を見分ける方法は 趣味について尋ねること。ややこしい趣味や手間暇がかかる趣味、あるいは知的欲求がかなりないとできない趣味ほど良いでしょう。趣味を持つ人はいつも色々と学んでおり、それらの知識に対する情熱が、前進する力となるのです。

 この本ではジョブズの才能を伸ばした著者による、クリエイティブな人材が集まる会社づくりの方法を学ぶことができます。「才能」を集めるためには、まず自分の会社を魅力的に感じてもらうことが大切。次世代のジョブズを探し当てるのは、あなたの会社かもしれませんよ!

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