1. 元島民が北方領土返還に向け国民大会開催、棚上げ感のある北方領土の今

元島民が北方領土返還に向け国民大会開催、棚上げ感のある北方領土の今

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 グローバル化により、他国との関係が重要視されるようになった現代。今回、ロシアと日本が争う「北方領土問題」の解決に向け、今年も国民大会が開催されました。

北海道などが主催する「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」が22日、札幌市内で開かれ、関係者ら約700人が参加した。

出典: 時事ドットコム:元島民「絶対に諦めない」=北方領土返還求め国民大会 ...
 以前北方領土に住んでいた元住民たちが北方領土の返還を求め、国民大会を開催しました。その中では、北方領土の1つである色丹島が舞台となった映画が上映されたり、そのモデルとなった人が講演を行いました。

 元島民らの中では高齢化が進んでおり、元島民たちが存命の間に出来る限りのことをしたいという強い意志を感じられる全国大会。ロシアに実行支配され続けている北方領土の返還を絶対に諦めないという強い思いが明らかになりました。

きっかけ

これら北方四島には、1945年(昭和20年) 8月の第二次世界大戦終了直後、ソ連軍により不法に占拠され、日本人の住めない島々になってしまいました。

出典: 北方領土問題とは | 北方対策本部 - 内閣府
 そもそも北方領土問題とは、日本がポツダム宣言を受諾し降伏した後にソ連軍が北方領土を侵攻したことで島民が追い出され発生した日露間の問題のことを指します。ソ連が崩壊した現在では、ロシアがその後を引き継いで実行支配を行なっています。

 上記のことは、学校で教わったという人が多いでしょう。そのため、北方領土問題を歴史として捉えている人が多くいます。しかし、最近でもこの北方領土問題は動き続けているのです。

最近のできごと

ロシア軍は12日、北方領土を含む千島列島(ロシア名・クリル列島)で1000人規模の軍事演習を開始した。

出典: 北方領土演習:「自国領」アピールか 日露外交は当面停滞 - 毎日新聞
 8月12日にロシア軍が北方領土において軍事演習を行ないました。それを受け日本は、ロシアの日本に対する挑戦であるとして軍事演習に厳重抗議を行いました。

ブジンスキー退役陸軍中将は同通信に対して「日本が何と主張しようと、我々には自国の領土で演習を行う権利がある」と述べた。

出典: 北方領土演習:「自国領」アピールか 日露外交は当面停滞 - 毎日新聞
 しかしロシア側は、自国の領土で軍事演習を行なう権利は他国によって侵害されるものではないと主張。あくまでも北方領土の主権はロシアにあるとの姿勢をとりました。

 根室海上保安部は16日夕、北方領土の歯舞群島・貝殻島灯台が点灯していることを北海道根室市・納沙布岬灯台から確認したと発表した。

出典: 北方領土の貝殻島灯台、約2年ぶりに点灯 ロシアが管理:朝日新聞 ...
 その他にも、2012年から消灯し続けていたはずの灯台が点灯し始めるなど北方領土における動きが徐々に慌ただしいものに。その理由は未だに分かっていませんが、ロシア側が北方領土問題に対する何らかのメッセージを送っているとの見方があります。

ロシアのラブロフ外相は25日、モスクワで記者会見し、秋に予定されていたプーチン大統領の日本訪問を「日本の招待を受け入れ、日本が時期も確定した」と述べ、ウクライナ情勢とは関係なく、訪日する用意があると強調した。

出典: プーチン来日 北方領土が動く|山田厚史の「世界かわら版 ...
 今秋には日露首脳会談が行なわれる予定です。この機会に北方領土問題に何らかの進展がもたらされるのでしょうか。

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