1. 『「テンパらない」技術』を身につけよう。トラブルにも落ち着いて対応できる心の余裕のつくり方

『「テンパらない」技術』を身につけよう。トラブルにも落ち着いて対応できる心の余裕のつくり方

by nate steiner
 日々たくさんの仕事に追われていたり、予期していなかったトラブルが発生したり…こうした状況に巻き込まれパニックに陥ること、ありますよね。誰でもテンパってしまって仕事が手につかない、といった事態は避けたいもの。『「テンパらない」技術』という本がどんなシチュエーションでもテンパらずに落ち着いて仕事に取り組めるコツを教えてくれます。

 そもそも「テンパる」とは、過度のプレッシャーや合わない人間関係、睡眠不足などのストレスで追い込まれ、脳も心も疲れて余裕を失い、本来の能力や人間らしさまで奪われてしまうことからくるものです。脳と心が余裕を失うとは、思考力や注意力、感情コントロール能力の低下を意味し、「何をしでかすかわからない」といった衝動性や、イライラ、怒りっぽい、不機嫌といったネガティブな感情も強くなります。

 では心に余裕を持つにはどうすればいいのでしょうか?まずは、「新しい経験」を恐れないという心構えを持つことです。見知らぬことにチャレンジしたり、知らない人とコミュニケーションをとるといった行動は、不安と緊張を伴います。しかし、不安や緊張が強いほど、克服した時の喜びや達成感は格別。実際に「テンパる」経験が脳に刻まれ、次の似たような場面の時に「テンパらない」ようにフィードバックがかかるのです。

 そして「テンパらない」練習として効果的なのは、「テンパリやすい状況リスト」を作ること。著者は次のように言っています。

「テンパらない」練習には、テストと同じで過去間が有効かもしれません。すなわち、どういう状況、場面で自分が「テンパリ」やすいかを、実際にリストアップしてまとめてみるのです。
たとえば、自分が「テンパリ」やすい状況を、5個ぐらいでいいので挙げてみてください。そして、紙やパソコンに箇条書きにしてみます。受験と同じように、自分の苦手分野を、正確に把握するのが目的です。

出典:西多昌規(2012)『「テンパらない」技術』
 どんなシチュエーションだとテンパってしまうのか、自分なりに分析してみることが大切のようです。ある程度自身で予測ができれば、万が一そのような事態に陥っても落ち着いて対処できるはず。また仕事をする際にも「リスクがあって当たり前」ぐらいの精神で業務に臨めば、心にも余裕が生まれることでしょう。

 この本では精神科医である著者から、テンパった時の応急処置から、テンパらないための生活習慣、心の持ち方といった「テンパらない」自分になる方法を学ぶことができます。心の余裕が仕事でテンパらないためのカギ。多忙やトラブルなどでパニックになってしまいがちな方にとって、この本は心に余裕をつくる手助けとなることでしょう。


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