1. コミュニケーションでシナジー効果を生み出す!オフィス内の働き方が180度変化しているワケ

コミュニケーションでシナジー効果を生み出す!オフィス内の働き方が180度変化しているワケ

  • 4684views
  • 1fav

 事務作業は自分のデスクで、打ち合わせは会議室で...といった従来のオフィスでの働き方に変化が起きています。これまでオフィスは”いかに効率的に作業をこなせるか”というところに重点が置かれていました。今は、”いかに良いアイデアや知恵を生み出せるか”という価値創造の場に変化しつつあります。

 では、なぜ今オフィスのあり方が大きく変化しているのでしょうか?

コミュニケーションのつなぐ先が広がっている

 これまでオフィス内でのコミュニケーションというと「部下から上司へのホウレンソウ」が大半を占めていました。しかし、最近では事業部数の多い企業の場合は特に、部門間の壁を越えてコミュニケーションを図りたいというニーズが高まってきています。個人間の壁をなくすだけでなく、蓄積された部門の財産を他の部門でも活かせるようにしようという訳です。

 時代の流れは、オフィスを個人の知恵を組み合わせてイノベーションやアイデアを生み出す空間にすること。そのツールの1つとして挙げられるのが、壁面のホワイトボード化です。最近よくオフィスで見かけるようになりましたよね。これにより、社員がいつでも自由に議論や意見を交わし、メモを取ったりアイデアを描いたり出来るようになっています。

企業のビジョンや課題に合わせて設計する

 オフィスを変えると聞くとまずは設計から、と思われる方も多いのではないでしょうか?でも、これからのオフィスは設計から入るのではなく、企業のビジョンや課題に合わせて設計するというスタイルにシフトしていきます。

 例えば、 コクヨファニチャーの霞ヶ関ライブオフィス“NEXT OFFICE”はリニューアル前に課題の1つとして「部長職の横のコミュニケーション」を掲げていました。そこで取り入れたのが”シェアフラット”というスペース。部門ごとにあった部長席と役員席がフロア中央の1箇所に集まりました。このスペースにより、1年後には部長同士の会話が導入前の4倍にアップしたそう。さらに、「連絡・報告・相談がしやすくなった」と感じる社員は約8割にものぼったそうです。

 他にもITベンチャー企業の エージェントゲートはリニューアル前の課題として、「採用コストのかかるエンジニア・新卒の獲得率を高める」ということを掲げていました。そこで取り入れたのが黒をベースにLEDや間接照明を用いたエッジの効いたエントランスです。至ってオーソドックスなビルの外観とエントランスのギャップにより意外性が際立っています。さらにエントランスに足を踏み入れると、LEDの光が壁を走るという仕掛けが。一度見たら忘れないユニークなエントランスは、先進的で独自性に富むIT企業としての魅力を採用応募者に上手く訴求している例だと言えるでしょう。


 その企業の課題やビジョンに合わせて設計するのがこれからの時代のオフィス空間です。確かに、企業によって課題やビジョンは異なるため、使いやすいオフィス空間も当然変わってきますよね。これからより一層、様々なスタイルのオフィスが生み出されることに伴い、オフィスから新しい個人の働き方が生まれてくるかもしれません。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する