1. 「EPA」って知ってますか?EPA始動でベトナム人看護師が就労開始

「EPA」って知ってますか?EPA始動でベトナム人看護師が就労開始

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 グローバル化が進み他国との関係が密になっていく中で、日本でも他国と連携する機会が増えています。

日本とベトナムの経済連携協定(EPA)で来日したベトナム人の看護師、介護福祉士の候補者が、15日から病院や介護施設で働き始める。看護師候補者21人、介護士候補者117人の合計138人で、働きながら国家資格の取得を目指す。

出典:ベトナム人就労15日開始 看護師・介護福祉士の候補者138人 :日本経済 ...
 8月15日からベトナム人が看護師や介護福祉士の候補者として、日本で働き始めることが明らかになりました。現在の日本では医療関係者が不足しており、今回の試みによって看護師等の不足の解消へと繋がると見られています。

 15日から日本で働き始めるのはあくまでも候補者であり、国家資格を取得していません。そこで課題となるのは言葉の壁や文化の壁。資格取得に加え、実際の就労にも影響が出る可能性があります。

 そこで疑問となるのは、なぜリスクがある外国人を日本で就労出来るようになったのか。実は、今回のベトナム人の日本での就労開始には「EPA」という協定が関係しているのです。

経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)とは、2以上の国(又は地域)の間で、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)の要素(物品及びサービス貿易の自由化)に加え、貿易以外の分野、例えば人の移動や投資、政府調達、二国間協力等を含めて締結される包括的な協定をいいます。

出典:経済連携協定(EPA) : 財務省
 EPAとは経済連携協定の略で、2国以上の間で結ばれる協定を指します。これは、貿易の自由化、投資、人の移動、知的財産の保護強化等を含んだ経済関係の強化を目的としています。

 つまり、関税が引き下げられることにより、貿易が活発になったり、お互いの国の人材が行き来しやすいような就労制度が整備されたりするのです。

 今回のベトナム人の日本での就労はEPAに含まれる、「人の移動」に基づいて行なわれたものなのです。安倍首相が行なうアベノミクスでは、農業や医療、エネルギー産業に力を入れているため、今後EPA等の経済連携に力を入れていくと見られています。

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